当店が何よりも重視しているのは品質管理です。
清酒もワインも品質管理が悪ければ本来の旨さ良さがわからずに終わってしまいます。
管理が悪く、劣化してしまった酒を飲まれた場合、多くの方は「管理が悪くて傷んでしまっている」というよりも、単に「この酒は美味しくない」と思われてしまうことが多く、 これは造り手でもある蔵元のイメージさえ悪くしかねません。
丹精込めて醸した酒をできるだけそのままの状態でお届けする、地酒専門店としての責任であり義務でもあるのが 品質管理です。
清酒の場合は保管温度が一番重要です
木川屋は純米吟醸以上は全製品、純米酒についても多くの製品がリーチイン(店頭にある扉のある冷蔵室)による管理になっています。
そのため、店頭で展示されている酒はダミー瓶を使っており、実物は冷蔵保管しております。
またバックヤードの倉庫にも貯蔵用の大型冷蔵室を3基導入しており、一升瓶で約3000本の貯蔵・熟成を行っています。
高品質酒は光も嫌うため、当店特注のオリジナル秘蔵酒等さらにデリケートな製品は1本1本を新聞紙で包装しております。
こうすることにより、光を防ぐことができ、ご家庭の冷蔵庫等で保管されたときに保冷効果を高めることが出来ます。
ネットショップの場合、実店舗の画像を公開されていないサイトもあり、品質管理状況が把握できず不安になられる方も多いようですが、ご来店頂ける方は是非店頭までおいで下さい。長期熟成用の冷蔵室から全てお見せ致しますのでお気軽にどうぞ。
冷蔵室A
当店ではもっとも古い冷蔵室になります。主に300ml、720ml(四合瓶)の清酒の保管に使用しております。 生酒が一番多く出る季節にはこの冷蔵室がほぼ満杯になります。
冷蔵室B (右側面)
二番目に設置された冷蔵室です。長期熟成酒研究会、古酒二十歳の会熟成酒とお客様の預かり用のスペースになっております。なかには4BYや5BYなどの古い熟成大吟醸原酒などもあります。蔵元にも存在しない銘酒揃いですが、預かりのお酒ですので非売品です。
冷蔵室B (左側面)
冷蔵室Bの左側面です。お客様の預かり品のスペースと当店オリジナルの頒布会用のお酒が保管されています。 当店オリジナルの長期熟成酒もございますので、ご希望の方はお問い合わせ下さい。掘り出し物もあるかもしれませんよ。
冷蔵室C
三番目に設置された冷蔵室です。比較的新しいBY(酒造年度)の酒、秘蔵酒の保管に使われます。この冷蔵室が最も大きい冷蔵室になります。一升瓶で1,500本以上の収用が可能です。