『番外品』をリニューアルした『NEO大山』登場!
H24BYからR2BYまで9年もの間、ブラッシュアップに挑み続けた『番外品』。
R3BYからは『番外品』で培った技術と経験にあらたな発想を加えた『NEO大山』として発売いたします。
2回火入れなのにフレッシュ&クリア
タンク火入(プレートヒーター)後、プレートヒーター連結方式による強制急冷を行い、香味ともにフレッシュさを保たせながら、 冷却の遅れによるムレ香の発生を抑え、冷却用のプレート通過後に、直接サーマルタンクに受けて氷温(-3℃)で貯蔵します。
瓶詰め時の火入れは、パストライザーによる瓶燗を行います。
しかし瓶燗直後の酒温は約65℃なので予熱による品質の変化の懸念があります。
対策としてパストライザー内のシャワー温度を下げていき、瓶燗後の余熱による酒質の影響を抑えています。
酒温が40℃以下になる設定で急冷を行い、その後冷房蔵内に移動し、冷却と低音貯蔵されます。
ふくらみを持たせるための秘策『四段仕込み』
火入れ酒でありながらフレッシュ感を持たせるお酒だけに、味わいがシャープになりすぎる傾向にありました。
これを改善するため大山の醪では初めての試みとなる『四段仕込み』を実行。
これにより酒質にまろやかさがプラスされ、よりふくらみのある旨やかな味わいへと進化させることに成功しました。
メロンなどのフルーツを連想させる甘みを感じる香り、お米由来のぽってりとした甘みとやわらかな旨味。
酸味とのバランスが良く、若々しいキレイな香味を特徴です。
徹底した急冷により香気成分を瓶内に閉じ込めフルーティに、そしてよりジューシーな酒質に仕上がっています。
味わいについて
飲み手によっては甘みを感じたりほとんど感じなかったり、感じ方が分かれます。
しかし共通して言えるのは飲みごたえの強さです。
瓶内に旨味を封じ込め、やや酸が立ち気味でピリピリ感もありますが、それがこの酒のアクセントになっています。
食べ物を食べなから飲みたい酒です。
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