久しぶりの山形工業技術センター

どぶろく造りには、さまざまな難関を乗り越えていかなければならないようです。

社長が酒田市に問い合わせたところ、山形県工業技術センターでどぶろく造りの講習を受ける必要があるとのこと。今日はその説明会でした。

工業技術センターというと、山形県の酒造りの総本山とも呼べるところで、ここには泣く子も笑う...じゃなかった泣く子もだまる、小関先生もいらっしゃるのでした。

今の山形県の吟醸酒を牽引してきた中心部です。

講習を希望されている方が、結構居て、総勢で10名くらいでしょうか。みなさん結構緊張されています。

ご挨拶させて頂くと、みなさん宿泊や飲食業の方々が多く、施設内で料理などと一緒にどぶろくを出すことを考えておられるようです。

厨房等の施設も当然既にありますから、そういう点では現実的ですよね。既にどぶろく醸造をしているところもそういうところばかりのようです。

一酒屋(小売店)が何もない、ゼロの状態から始めるというのは過去に例が無いようです。(^^;;)


私は技術センタ−は吟醸酒の一般公開等で訪れていたので久しぶりでした。

20日間の出席義務があり、最後にはレポート提出もあります。これをクリアして初めて卒業となるようです。

それにしても山形まで通うのは結構たいへんです。いっそウィークリーマンションでも借りて...とも思ったのですが、さくらんぼやだだちゃ豆の発送があるのでそうも行きません。(T^T)

経費節減で高速道路を使わず通うことにします。


――――――――――――――――――――
■ どぶろくは儲からない?
――――――――――――――――――――

正直なところ、

小関先生からも

「どぶろくは儲かりません」(きっぱり)

と言われました。(^^;)

どぶろくは各地で特区扱いになって、始めるところが増えているようですが、一時期どんどんメーカーが増えて、あっという間に衰退したところがほとんどの地ビールと同じと考えて欲しいとのことでした。

始めるのは誰でも出来るが、続けていくのは相当たいへんなようです。

「それも覚悟でやるなら作り方教えます」

小関先生とは何度も面識があって一緒にお酒も飲みましたが、相変わらずの小関節健在でした。(^^;)

まぁ、冗談ではなく本当のことだと思いますが。

もちろん商売ですので、利益が出なければいけないのですが、夢がある仕事も一つやってみたいです。チャレンジする価値があると思います。

とうことで、技術センターの門をくぐるか!? 否か?