飯豊町 白川荘さんにお邪魔してきました

この日は工業技術センターで一緒に研修を受けている、飯豊町の白川荘さんにどぶろくの醸造設備を見学しにいきました。

飯豊町は山形県と新潟県の県境にある山深い町です。山形県では最も早くどぶろく特区に申請されて、一昨年から醸造に入っている山形県のどぶろく先進地です。

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ここが白川荘。自然に恵まれた渓流のそばにある温泉宿です。

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どぶろく醸造道具一式です。
必要な道具は全て見せていただきました。
結構ノウハウがたくさんあります。

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この方が一緒に研修を受けている斎藤さん。やさしい紳士です。(^_^) いつも元気いっぱいの高橋さんと二人でどぶろく研修に来られています。

以前、醸造を担当されていた方が退社されたので、今度は斎藤さんが担当になるのだそうです。そのために、既に醸造はされているのですが、研修を受けられているのだそうです。

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税務署に提出する書類のほんの一枚。この10倍以上の書類が必要になります。醸造し終わったらアルコール度数がいくつのものが何L出来て、それをどの容器に何本つめて、どこに置いて...とか全て帳簿が必要になります。

もちろん醸造に使うタンク等も全て登録がされます。廃棄した場合も同様です。つまり、どぶろく特区というのは、最低醸造制限リッター(6000L以上)がないだけで、酒造メーカーの手続き等と全く一緒なのです。

この作業はかなりたいへんで、斎藤さんの話では一人で全て行うのは無理ではないかということです。これもどぶろく醸造のひとつのカギになるかもしれませんね。

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これが白川荘名物「どぶろくラーメン」

酒気帯運転にはならない程度のアルコールだそうですが、どぶろくの風味がしっかりあります。この辺りの名物の山菜とマッチして、「旨い!」

白川荘にお泊まりの際はぜひ食べてみてください。

白川荘のお問い合わせはこちら

ほかにもどぶろくが入った「どぶろくケーキ」や「どぶろくまんじゅう」もあります。

これも美味しかったです。(しっかりお土産を頂いてしまいました ^^;)

お返しに美味しい枝豆送りますね。> 斎藤さん

十一日目の醪

今日は技術センターです。

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本日のメモ
「アルコールを感じる。泡はほとんどなく、米粒もほとんどない。ガスもおちついている。」

重量 4407g

少し落ち着いたようです。
さて、アルコール度数はどのへんまでいったでしょうか?
ということで、分析室でアルコール度数の計測です。

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計測中の工藤先生

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これがアルコール度数の分析装置。
うん十万円だそうです...。
こんなの高くて買えませんので、うちは浮ひょうを使って計測します。

それにしても「アルコメイト」って商品名もなんかすごいですね。アルコールとおともだち? 一歩間違えると「アル中」みたいな気もします。(^^;)


さて、アルコール度数は!

14.9%

でした。高過ぎー。
ほんとはもっと下のところで止めたかったのですが。
でも醪の感じからするともっと高くなりそうな気もします。

とりあえず醗酵はここでストップして(といっても火入れするわけでなくて、冷たいところに置くだけなので少しずつ進むと思いますが) 次回に遠心分離にかけることにします。

ということで、仕込み開始から約2週間で完成となりました。

紅秀峰

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もう何年も取引が続いている木川屋のさくらんぼ契約農家、須貝さんから「紅秀峰」が届きました。これは山形県が大将錦に対抗して作った佐藤錦をも上回るほどの高級品です。

大将錦はやや皮が固めで甘味がたいへんあり、酸味も多いのですが、これはやや佐藤錦に近い感じ。もちろん甘味も最高です!

ほんっとに美味しい!!

多分来年からはご案内することになると思います。

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ひとつの粒がこんなに大きい!
さくらんぼが大好物の人がめざとく発見!!
早速食べています。

試食の反応は上々! 来年はたぶんご案内開始だと思います。美味しい試食さくらんぼ、ありがとうございました。> 須貝さん

九日目の醪

本日のコメント

「2〜3cmの泡の高さ。米粒はややある。酸の香りが強い」

重量は4452g

この日は現場に言っていませんが、高泡だったようですね。