前回の講師が泣く子も黙る山形県酒造組合特別顧問の小関御大だったので、私は泥臭く現場で役に立つお酒の説明や管理、料理とのマッチング、サービス方法などを説明です。
場所は龍の湯さん。
初めて入りましたが、なかなか綺麗景色で紅葉の時期などはかなり綺麗な風景を楽しめそうです。
理論がわかってもそれをどう活かしたらよいかわからないので、もっと現場寄りのセミナーが必要というリクエストでした。
酒業界の底辺で這いつくばっている私としては、いろんなネタがありますので即戦力になる内容にしたつもりです。
日本酒の分類や用語は最低限に留め、きき酒の方法(色、上立ち香、含み香、抜け香)、舌への広げ方、
味の確認や温度変化、酒の表現、料理とのマッチング、そして一番大事な品質管理。
「百聞は一献に如かず」(勝手に作った造語です)
の精神でとにかく味わって自分の表現を見つけることに主眼を置きました。
少しでもセミナーを受講された旅館業組合の皆様のお役に立てば幸いです。