お盆といえば今年もセリカなミーティングです。
しかしみなさん乗り物がセリカではない方ばかりになってきたのはご愛嬌。
昨今の旧車ブームでなんでもかんでも値上がりしてしまいました。
RX-8も少し前までは激安物件だったのが程度のよいものはそこそこの値段に。
ST165セリカなんて、50万とかでゴロゴロしていたのが300万とか...。
そんな価値がある車とはとても...いやなんでもありません。
観音開きのRX-8、今のマツダの近藤...じゃなくて魂動デザイン前のものもいいですね。
お次はF850
最大の変更点はなんといってもエンジンです。
それまでのFシリーズはオーストリアのエンジン屋のROTAX製。
BMW製ではないことで、安っぽいとも言われましたが、はい、そもそもお手軽BMWがFシリーズなのです。
しかし、ROTAXは生粋のエンジン屋。
クーラントのオーバーフローやヘッドからのオイルにじみも有りましたがたいへん良く出来たエンジンでした。
360°クランク採用でパラツインなのにRシリーズに音もフィーリングも似せています。
ユニークなバランサーにセミドライサンプと、実は価格以上に凝った造りでした。
絶滅してしまった横K(横置きKシリーズ)の4発を2気筒にした感じです。
新しい850のほうはというと...なんとエンジンはロンシン(中国製)。
最近のBMWは4輪も中国市場が最大の市場であちらに媚びているのはわかりますが...。
クランクも270°になり、それまでROTAX製とは音もフィーリングも別物。
元気があるというかうるさいというか。
BMWにしてはガサツな回り方です。
正直なところBMWもなんだか...ちょっと残念な感じです。