ヤマハのテネレ700。
テネレといえばホンダのアフリカツインに並んでパリダカで一世を風靡した名前。
アフリカツインも新しく生まれ変わり、期待されていたテネレも復活となりました。
新生テネレの魅力はなんといっても「ちょうど良さ」ではないでしょうか?
アフリカツインもマイナーチェンジ後はLD(ローダウン)仕様が標準になりましたが、フロント21インチでいくら林道の走破性があるとはいえ、あの巨体で林道に入っていこうというガチのオフローダーはそういません。(多分)
となると、同じくフロント21インチでもアフリカツインよりも30kgくらい軽いのは大きな魅力です。
MT-07のパワーユニットをオフ向けにしていますがスムーズに上まで回りそうな感じ。
直接的なライバルはBMWのF800GSあたりでしょうか?
最近のバイクにしてはトラコンなどの電子制御系の装備がABSのみ最低限になっているのも珍しいです。
基本性能がよければ、それで十分なのかと。
その分価格もお手頃になります。
何か違和感が有ったのは、この車両はローダウンリンクを組んでさらに車高を下げている点。
なるほど、何か小さいなと思ったのはそのせいでした。
この手のバイクで本気でオフを走る人もそれほどいないでしょうから、使い勝手を考えてローダウンするのも有りだと思います。
キャンプツーリングなんかピッタリですね。
あと、このサイドバッグ、エンデュリスタンのバッグ。
これがなかなか似合っていてカッコイイです。
エンデュリスタンのバッグはガチのオフローダーでよく見られますが、オフテイストの強いテネレにも似合いますね。