ホンダがユーザーからの意見を元にFR 2000cc オープンボディで企画した(と私記憶しています) S2000。
古くはS600から続く、ホンダDNAの平成版と言ったところでしょうか。
この車はかなりの過小評価をされた車でした。
9000rpmまで回るホンダらしいエンジン、そして昭和のホンダ車ではあり得なかった高剛性ボディ。
切れ味鋭いハンドリング。
オーナーさんは基本的にノーマルで乗られています。
いじっていた部分も少しずつ戻していかれたとか。
違うところはボンネットの赤バッジでしょうか? w
でも、この車はTYPE-Rじゃなくても赤バッジでOKな気がします。
ホンダの純然たるFRスポーツですから。
S2000は前期と後期と有り、エンジンもF20C(2000cc)とF22C(2200cc)と変わっています。
他にもサスペンションセッティングなどいろいろ見直されて、後期はだいぶマイルドになったはずです。
前期はソリッド感も強く、9000rpm(!)まで使えるエンジンとでかなりスポーツしている車です。
今回のお客様は前期型です。
コクピットのプッシュスタートのエンジンスターターは市販車初だったような気がします。
オーナーさんから伺いましたが、いまどきのキーレスの車ではないので、鍵は昔ながらの差し込むタイプで、それとは別にエンジンはプッシュスタートなんだとか。
いやー、知りませんでした。(^^;)
本当に気分を高めるための演出でプッシュスタートを導入されたようですね。
オーナーご自慢のS2000誕生20周年記念オーディオカバー。
そうです。S2000は走ることに特化した車。
オーディオもカバーが有るのですね。
シートも少しやれているとおっしゃられていましたが、年式を考えれば仕方ありませんよね。
これから少しずつ綺麗にするか、それとも年式相応のヤレをキープするか、S2000もネオヒストリックと呼ばれる世代です。
10年くらい前に程度の悪いものは100万を切る価格でも有ったS2000。
今は古い車がなんでも値上がりしているので、かなりの高価格になっています。
しかし、価格の高い低いに関係なく、この車は名車だと思います。
今日は鳥海山の秋田側を走られたとのこと、ドライブには最高の道です。
天気も良くてS2000ならさらに気持ちよく走られたことと思います。
これからも大事にお乗り下さい!
たくさんのお買い上げありがとうございました。