1998年 5月 3日
到着した当日と、それを四合瓶に詰め替えて冷蔵庫に入れて4日ほど経ってから も試す。
最初はさわやかさを伴なう酸味の効きが目立つのと、それに比較して 旨み、甘みは淡く、少し刺激に近い尖りを感じた。 詰め替えたときにはそれと傾向が変わっており、 酸の味わいが落ち着いて含み香の膨らみが口の中をバランス よく満たしてくれた。
1998年 5月 6日
2、3日と友人が泊りに来て、菊水の無冠帝を持ってきたので、 鯉川ともう1本は少なくとも5月中は野菜室でお休みです。 たのしみ。
1998年 5月 7日
# 新郎、新婦、それぞれの両親の6名で鏡割りを行なうことに
# なったため、急きょ 4つ追加したのです
栄光冨士は式の前日、自宅での宴会で飲まれました。皆に大評判で美味し い美味しいとあっというまに無くなってしまいました。 (^^; 私もしっかり飲みましたが、相変わらず美味しかったです。
実家本堂で行なわれた結婚式は 新郎側親戚40名、新婦側親戚30名、寺の 総代(役員)12名、一般壇家及び新郎新婦友人50名以上… という状態で 総勢130名以上の参列者でした。(本堂と広間に人が一杯)
式の三三九度では上喜元の大吟醸を使用しました。残りはその夜の二次会 で出しましたが、やはりあっという間に無くなりました。
# 前日の栄光冨士を飲んだ叔父たちが「私の送ってきた酒は旨い」
# ということに気がついて目をつけていたらしい
市内のホテルで行なわれた披露宴は360名以上の参加者で、こちらも室内 が人だらけで暑かったです。
披露宴は大成功で、樽酒も全てはけました。(おじさん/おじいさん連中 が 何回もおかわりに行っていた) いろいろとありがとうございました。
1998年 5月 8日
ええとその前に3月にスキーに持って行った雪漫々の感想を。(^^;; 初日に口開けしたのですが、みんな疲れてそれどころではなく私も舌でよ く味わえる状態ではありませんでした。じっくり味わうにはやっぱり体調 が良い時じゃなくちゃダメだなと身をもって体験。:-)
口開けすぐだと硬い時があるし、これでよかったのだと無理矢理納得させ ながら二日目はじっくりとみんなで飲みました。 どうも私は出羽桜を飲む時、無意識に「桜花」の香りを基準にしているよ うで、それと比べるとやはり少し香りが抑えてあるなと感じました。 落ち着いた味わい(と言っていいのかわかりませんが)がけっこうよかった のではないかと思います。 一緒に飲んだ友人が言うには『これすいすい入って飲みすぎる、危険。』 だそうです。(^^;;
1998年 5月 9日
1998年 5月15日
昨日、下北沢で「てんまみち」というお店で飲んだのですが、 そのお店にはお酒のソムリエさんがいらっしゃいました。 色々とお話しをうかがうと、なんと、 冬は山形の上喜元さんで仕込みをしている蔵人さんだということが わかりました(上喜元さんとおっしゃっていましたが、 酒田酒造さんなのでしょうね)。 麹担当の方だそうで、お名前は「堀尾さん」とおっしゃっていたと 思います。
色々と相談にのっていただきながら、飲んだのですが 「玉栄 55%」と紙が張ってあるお酒もいただきました。
それが、今日のメールで、
>>>>> "Shuichi" == Shuichi Takahashi writes: Shuichi> 今年も上喜元・竹の露からは出品酒が入荷する予定です。 とあるので、びっくり。
昨日の今日なのでなおさらだったため、御連絡させていただきました。
#おかげで今日は飲み過ぎで腎臓(肝臓なのかしら..)がいたいです :-)
(堀尾さんは上喜元の杜氏兼社長の佐藤正一さんに惚れ込んで H9年の冬から造りの時期はずっと蔵で働いています。 明るくて気さくで仕事真面目な好青年です)
1998年 5月15日
職場に持ち込んで学生さんにも試食してもらいましたが,山形市出身の ある学生以外は魚の種類がわかりませんでした。試食の日はたまたま蒸し 暑かった日だったので,ビ-ルのおつまみとして大きく貢献しました( ̄o ̄)。
ところで,新年度に入ってから何かとせわしくて,頒布会のお酒は まだ2本目の途中です(私,独り占めでしかも大切に飲んでおります もので^^;;;;)。でも,送っていただいている 一升瓶は,冷蔵庫内で適正温度下で管理されつつ待機中です。 これから夏に向けて週末のささやかな楽しみとして,1本1本じっくりと 味わって行こうと思っております。
さらに話は変わります。[kigawaya INFO] で拝読しましたが, 東北地区はおろか全国新酒鑑評会でもその名を連ねる出羽桜。 工場こそ違うようですが,私は「春の淡雪」がイチオシです。 頒布会のお酒の後にそちらで眠っている瓶も,徐々に飲ませて下さい。
1998年 5月19日
チーズについては、白カビ系より青カビ系の塩の強い奴とうまく マッチして楽しむことができましたし、蛙もオリーブオイルを 沢山使った料理であるにもかかわらず全く油に負けることなく 楽しむことができました。 やっぱり、いい日本酒というのは和食以外でもパッチリ合うものだなと 新たに感心させられました。
*タレッジョ
*ロックフォール
*リバロ
*フォンティナ
*オッソイラティ
1998年 5月21日
自宅に友人を呼んで飲んだときに出した酒。 冷蔵庫から出して注いだ香りは自分の予想とは違って、少し柔さや牛乳 の感覚を彷彿とさせる生の香りが広がる。口中でもその香りは持続し、 意外と柔らかさを感じさせる丸みのある味わいやと小気味の きいたわずかの酸味を感じられた。
1998年 5月29日
#この間、妻が秋田へ行って「高清水の大吟醸」を買ってきたのですが、 これもなかなか好きな味でした。高いウイスキーと共通する「うまさ」が ありました。いつも、普通酒でいいと言っている親父が、 「俺もだんだんぜいたくなてきたのー。」と叫んでいたのが印象的でした。 それから、「出羽桜の大吟生」は、やはり、やや「きつい」感じがしました。 これは「生」だからでしょうね。