東北泉 蔵見学勉強会

この日は東北泉に蔵見学に行ってきました。

以前も一度、私と妻と二人で出かけましたが、今回は若手スタッフの工藤の勉強も兼ねて行って参りました。

20070414-DSC_0112.jpg


まずは釜場です。
東北泉の蒸しは和釜(甑・こしき)を使って行います。
この日は蒸しが終わった後だったので、清掃作業中でした。

20070414-DSC_0114.jpg

女性の方も蔵人にはいらっしゃいます。
丁寧に隅々まで清掃します。

20070414-DSC_0111.jpg

ここは酒母室です。
水色のジャンパーを羽織っている女性が東北泉の高橋社長です。

20070414-DSC_0110.jpg

これは鑑評会出品用のお酒が入る斗瓶です。
このときはまだ水が入っていました。

20070414-DSC_0115.jpg

こちらは麹室(こうじむろ)の内部です。
清掃が行き届いてる室です。
神(じん)杜氏の酒造りの心臓部ともいえる場所です。

製造の規模からいうとやや余裕がある広さです。
中心に床(とこ)があり、壁川に棚がある造りは上喜元も同じです。

20070414-DSC_0116.jpg

こちらは仕込部屋です。
醪(もろみ)がゆっくり醗酵してお酒が出来上がっていきます。
タンクの周りに木が多用されていて、たいへん良い雰囲気の仕込部屋です。
仕込担当の方も案内して下さいました。

20070414-DSC_0119.jpg

高橋社長の「飲んでみますか?」の一声で醪を頂くことになりました。

20070414-DSC_0121.jpg

これは山田錦を使った大吟醸でした。
東北泉は鑑評会の金賞常連蔵で、ここ10年間では5年連続金賞受賞の記録を持っています。

これは山形県内では二位成績で、全国でも八位になります。
すごいです。

20070414-DSC_0123.jpg

佐瀬式の押槽(おしぶね)も現役です。

20070414-DSC_0126.jpg

黄色服を着られている方が、神杜氏です。
造りの合間の忙しい時間を割いて説明に来てくださいました。
ありがとうございました。

東北泉に入られて、10年ちょっと、前杜氏の移籍に伴い杜氏に抜擢されました。

若い方ですが、たいへん謙虚で、酒造りに対して真摯に取り組まれる方です。
また良い意味で、酒造りにポリシーをもたれておりまる。

今後がたいへん期待できます。

20070414-DSC_0127.jpg

最後にみんなで記念撮影。
美味しいお酒、がんばって売りますよ! > 社長・杜氏

お忙しい中、本当にありがとうございました。_(__)_

  • entry1765ツイート
  • Google+