この日は東北泉に蔵見学に行ってきました。
以前も一度、私と妻と二人で出かけましたが、今回は若手スタッフの工藤の勉強も兼ねて行って参りました。
まずは釜場です。
東北泉の蒸しは和釜(甑・こしき)を使って行います。
この日は蒸しが終わった後だったので、清掃作業中でした。
女性の方も蔵人にはいらっしゃいます。
丁寧に隅々まで清掃します。
ここは酒母室です。
水色のジャンパーを羽織っている女性が東北泉の高橋社長です。
これは鑑評会出品用のお酒が入る斗瓶です。
このときはまだ水が入っていました。
こちらは麹室(こうじむろ)の内部です。
清掃が行き届いてる室です。
神(じん)杜氏の酒造りの心臓部ともいえる場所です。
製造の規模からいうとやや余裕がある広さです。
中心に床(とこ)があり、壁川に棚がある造りは上喜元も同じです。
こちらは仕込部屋です。
醪(もろみ)がゆっくり醗酵してお酒が出来上がっていきます。
タンクの周りに木が多用されていて、たいへん良い雰囲気の仕込部屋です。
仕込担当の方も案内して下さいました。
高橋社長の「飲んでみますか?」の一声で醪を頂くことになりました。
これは山田錦を使った大吟醸でした。
東北泉は鑑評会の金賞常連蔵で、ここ10年間では5年連続金賞受賞の記録を持っています。
これは山形県内では二位成績で、全国でも八位になります。
すごいです。
佐瀬式の押槽(おしぶね)も現役です。
黄色服を着られている方が、神杜氏です。
造りの合間の忙しい時間を割いて説明に来てくださいました。
ありがとうございました。
東北泉に入られて、10年ちょっと、前杜氏の移籍に伴い杜氏に抜擢されました。
若い方ですが、たいへん謙虚で、酒造りに対して真摯に取り組まれる方です。
また良い意味で、酒造りにポリシーをもたれておりまる。
今後がたいへん期待できます。
最後にみんなで記念撮影。
美味しいお酒、がんばって売りますよ! > 社長・杜氏
お忙しい中、本当にありがとうございました。_(__)_