先日、柿でお世話になった奥羽自慢に蔵見学に行ってきました。
社長は何度かお邪魔したことがあるのですが、私と妻は蔵見学は今回が初めてです。
案内してくださったのは奥羽自慢杜氏の佐藤勝さん。
たいへん気さくな方で、丁寧に蔵の中を案内して下さいました。
釜場です。昔ながらの甑を使っています。
だいたいの造り酒屋さんは蔵に入ってすぐのところに釜場がありますね。
こちらは放冷機です。
建物は非常に古く、歴史がある建物です。
上の部分の梁の太さが半端ではありません。
奥羽自慢のある櫛引町は庄内地方の中では豪雪地帯です。
冬期間は造りもそうなのですが、除雪も一仕事だそうです。
こちらはお酒のダミー一覧。
もう絶版になったお酒もあります。
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造りは小さくとも鑑評会の金賞受賞常連蔵の奥羽自慢。
やっぱりサーマルタンクは必須です。
こちらは槽(ふね・しぼりの機械)です。
佐瀬式を使っています。
鑑評会用のお酒はもちろん雫採りです。
二階の部分は酒母室(もと場)になっています。
二階がもと場になっている蔵元も多いですね。
ここには痛んで使えなくなってしまった
麹蓋(こうじぶた・麹を作る際に使用される道具)も
たくさんあります。
もと場の足下の床をとれば、下の仕込部屋のタンクがすぐに見えます。
これだと作業は楽ですね。
通路でパチリ。
たいへん風情のある蔵元です。
屋根はかやぶき屋根です。
最後は勝さんとツーショット。
またお邪魔しますのでよろしくお願いいたします。
今造りも美味しいお酒、期待していますよー。