一般の清酒メーカー(酒蔵)は酒造りの時期に入ると、山形県の工業技術センターや仙台国税局の方から技術指導を受けることがあります。
当店も、規模は小さくとも国税局から正式に酒造免許を頂戴した「酒造場」です。(^^;)
当日は仙台国税局の中野鑑定室室長が鶴岡税務署の担当官の方二名と巡回指導にあたられていました。
ひととおり設備や書類関係も確認していただき、酒造りに関する技術的な指導もしていただきました。
醪(もろみ)の温度経過表なども恥ずかしながら提出させていただいところ、鑑定室長から「丁寧に作られていますね」とお褒めの言葉を頂戴いたしました。
また設備についても酒蔵の見よう見まねで我流で整備したので、社長は鑑定室長にお見せするのは恥ずかしかったようなのですが、たいへん評価して頂きました。
規模は極小さくとも、酒田醗酵は「酒蔵」です。
酒の販売は長い時間行っておりましたが、造りに関してはいくら蔵見学や研修で造りを体験したとはいっても素人です。
鑑定官には当店のどぶろく造りに興味を持っていただけたようで、仕込みや汲み水の話など大変参考になるアドバイスを指導の予定の時間をオーバーしてまでたくさん頂戴いたしました。
本当にありがとうございました。今後ともどうかよろしくお願いいたします。