どぶろく製造会社 酒田醗酵も今年の酒造りが既に始まっています。
上の画像は火入れが終わったお酒を冷却している様子です。
今年の生産目標は720mlで37000本。
ということは1800ml換算で14800本。
石数(こくすう)であらわすと、148石で約150石の醸造量となります。
150石の醸造量は、極小規模な蔵元の年間醸造量とほぼ同じです。
地元消費中心の二級酒相当のお酒から大吟醸まで全て合わせてそのくらいの生産規模の蔵元も地方ではめずらしくありません。
どぶろくのみの醸造で150石というのはそれにしても驚異的です。
具体的な数値があるわけではないのですが、どぶろく単体でここまで製造しているメーカーは全国的にもほとんど無いのではないでしょうか?
11月上旬で新しいどぶろくが出来上がっていますが、これは例年よりも造りの時期を前倒しにしたことが理由です。
少量ずつの手作りなので、醸造期間を長くとらないと量が作れないためです。
今年も酒田醗酵は大忙しです。