東京からお越しのお客様です。
この日は天気が良くてツーリング日和でした。
VT250Fから続くホンダ伝統のVツインエンジン。
めちゃくちゃ丈夫なエンジンで燃費もよく実用的なトルクもあるエンジンです。
東京からお越しのお客様です。
この日は天気が良くてツーリング日和でした。
VT250Fから続くホンダ伝統のVツインエンジン。
めちゃくちゃ丈夫なエンジンで燃費もよく実用的なトルクもあるエンジンです。
ひさしぶりに須貝農園に訪問してきました。
当店のさくらんぼをお願いして20年以上のお付き合いになる須貝さんです。
お父さんもお母さんも元気に作業をされていました。
この日はあいにくの雨模様でしたが、畑も拝見させてもらいましたので、ぜひ続きをご覧下さい。
こちらが須貝さんの畑の一部です。
驚くほど急斜面で栽培されています。
この畑以外に別の場所にも畑を所有されています。
須貝さんの畑は平地のさくらんぼ畑よりも標高が高いため、収穫は平地よりも一週間ほどは遅くなります。
農園の中はたいへんきれいになっています。
草ぼうぼうなんてもってのほか。
木が病気になったりしないように手入れは怠りません。
こちらが須貝さん。
初めてお付き合いを始めたときは50代だった須貝さんですが、いまは70歳になられました。
この地区の農家のまとめ役もされている人望の有る方です。
須貝さんのさくらんぼはとても美味しいので佐藤錦でなく「須貝錦」と呼ばれるほどです。
雨よけのビニールかかっていますが、高さはゆうに5mはあります。
須貝さんの話だと、今年はすでに山形県内の栽培農家で3人も落下事故が発生しているとのことです。
幸い怪我で済んだとのことですが、さくらんぼ栽培はかなり危険な仕事です。
また、斜面の形状によって、ほんの少し(1mほど)の段差でも霜の被害があるところとないところがあるそうで、
今年は一部が霜の被害にあって実がなってない木もありました。
実が食べられてしまっているものがあります。
ハクビシンの仕業だそうです。
新芽がカモシカに食べられてしまったところです。
カモシカは人間が襲ってこないをわかっていてゆうゆうとしているとのことです。(^^;)
それ以外にもクマやマムシやタヌキ、色々な動物が出没するそうで、須貝さんのお孫さんからは
「おばあちゃんの畑は動物園みたいだね」
と言われているそうです。
怖くないのかなぁと思いましたが、須貝さんは「動物出でくっど、わくわくするんだな〜」とおっしゃっていました。(笑)
こちらは7月出荷予定の大将錦。
大将錦は育った実の半分しか収穫できないこともある貴重なものです。
これはビニールの外に出ていてたまたま赤みがついて登熟が進んでいるものですが、これよりももっと大きく
甘味が乗ってから出荷となります。
少し色づいているものもあります。
でもこれでも例年よりはだいぶ生育が早いそうで、佐藤錦の贈答用クラス(皆様にお届けするもの)は
20日あたりから少しずつ出荷が始まりそうです。
登熟が進むと真っ赤に。
まさしくルビー。宝石のような果実ですね。
この色は自然につく色で、もちろん着色みたいなことは一切していません。
美味しそうですね。
思わずつまみ食いしてしまいましたが、今の状態でもかなり美味しい!
「高橋さんー、折角来たんだがらー、まだ早いげど持ってげ〜」と特別に登熟が進んでいるものを集めて下さいました。
みなさんにはもっと大きくて甘味ののったさくらんぼをお届けします。
須貝さんの人柄が感じられる美味しい美味しいさくらんぼです。
まだまだ間に合いますのでぜひご用命下さい。
2018年 須貝農園のさくらんぼ ご注文はこちらです!
雨樋がある部分から手前が元々あった出荷棟。
雨樋から向こう側が新しく建てた醸造棟です。
違和感なくまとまった造りになっています。
泡立たないタイプの最新式で、ビンの誤差を考慮してビン内の液面の高さではなく、重量を測定して充填する最新鋭のものです。
内部はこんな感じ。
人間だと一日がかりの作業が1時間程度で終わってしまうとか。
こちらは吟醸缶などのアルミ缶製品に製造年月を吹き付けて印刷する装置。
こちらはフィルター。
本社工場のフィルターはかなり大きいです。
薮田は以前から使用しているものを継続。
それにしても清掃・整備が行き届いています。
良質の乾燥蒸気を得るため、甑だけでなくボイラーも強化されています。
今回の新工場では室(むろ)のスペースは建て替えにはなっていませんので以前と同じです。
麹蓋がきれいに整頓されていました。
酒母室につきます。
製造は終わっているのでこの時期の見学は気が楽ですね。
ここも造りの道具類が清掃され、きれいに片付けられていました。
こちらが三菱レイヨンと共同開発した脱気装置本体です。
先程のフィルターは外された状態ですね。
下に降りるとこのようになっています。
氷温なのでタンクは氷がついています。
配管はクーラント(不凍液)を循環させるものでしょう。
櫂棒は今でも木製のものも使います。
T型の細い棒はタンクの液面を測る定規ですね。
ということで、品質の出羽桜を具現化する見事な工場に生まれ変わりました。
その後、場所を変えて特約店会議が行われました。
まずは出羽桜のほぼ全製品のきき酒です。
こんな機会でもないとここまでの種類を一気にきき酒する機会はありません。
このはからいは本当にありがたかったです。
味わって、自分の言葉でお客様に出羽桜の良さを伝えることができます。
意見が出やすいように(?)あえて社長は出席されず、那須常務、賢社長室長、翔太郎専務、あかりさん、営業陣が出席されました。
今回の見学、会議はとても有意義なものでした。
これからの出羽桜がますます楽しみです!
出羽桜酒造の当店の営業担当の寒河江さんから連絡があり、山形県内の特約店が集まりました。
庄内・最上地方からの参加は当店のみです。
出羽桜酒造の天童本社の社屋前の道路の拡幅工事に伴い、本社も一部建て替えとなりました。
新しくなった製造現場の見学と特約店会議に参加してまいりました。
賢さんから促されて、まずは出羽桜美術館へ。
出羽桜美術館は本社の向かって右隣にあります。
山形県内から特約店が集結しました。
ひさしぶりにお会いする方もいらっしゃいました。皆元気で何よりです。
仲野益美社長のご挨拶です。
山形県酒造組合会長も務めておられます。
今日はよろしくお願いいたします。
まずは天空蔵へ移動。
この建物、学校の体育館並の大きさです。
天空蔵の向かって右側は精米工場になっています。
出羽桜では竪型精米機が3基あります。
精米機だけでなく選別機もあります。
これがあるのはとても大きい意味がありますね。
貯蔵庫もとてつもなく大きいです。
温度管理も万全で出羽桜の品質を支えています。
こちらは出羽桜自慢の三菱レイヨンと共同開発をした脱気装置のフィルターです。
脱気装置は特殊なフィルターを用いて清酒中に溶け込んだ酸素を取り除くという画期的な装置。
導入直後にも見学させていただきましたが、お客様にお届けするまでの酒質の安定に大きな役割を果たしているそうです。
フィルター10本の金額を合計すると高級外車が買えてしまうくらい。
金額以上に、大手メーカーと協力して装置を作ってしまう品質にかける意気込みに改めて驚かされます。
酒眠蔵の敷地内には冷蔵コンテナもあります。
こちらは小さいので、お酒にあわせて細かく温度設定できるので便利なのだそうです。
その2へ続く