今は亡き国産2stトレールの雄、CRM250です。
このバイクはそのCRMの最後を飾るファイナルモデルとも呼べるAR(カワサキじゃなくてw)です。
使い込まれた外観からはガチのオフローダーの匂いがプンプンです。
オーナーは私のオフバイクの先生。
数々のエンデューロはもちろん、トライアル競技までされている方です。
メンテナンスは全て自分で行い、このARはなんと無限キットが組まれています。
燃料はもちろん混合仕様。
一度だけ乗らせてもらったのですが、トレールなんだから...と思ったら大間違い。
私も1991年式のCRM250Rm MD24に乗っているのですが、全くの別物といえる変貌ぶり。w
スロットルを撚ったかと思ったらあまりのパワーにビビり、すぐに戻す有様です。
とんでもなくパワーが出ていました。
うちのMD24はプロサーキットのチャンバーを入れているくらいでほぼノーマルなのですが、当時の2st(DTやRMX、KDX等)と比べるとCRMは驚くほど下が有って乗りやすい2stですが、
先生のARは封印されたパワーが全開放されている感じでした。
モタード化されてアスファルトの上で日和っているCRMが多い中、無限フルパワーで漢の完全オフ仕様。
バイクも乗り手もレベルが高いのであります。