酒米だけに特化した貴重な資料
2011年に初版が発行された副島顕子著 酒米ハンドブックは酒米だけに特化した米の特徴や系譜、データなどを網羅した書籍で、
同様な資料が無いため大変貴重な存在でした。
しかし、その後も全国各地で次々と新しい酒米が誕生し、改訂版の出版を
待ち望んでおりましたが、この度ついに改訂版 酒米ハンドブックが出版されました。
可能な限り新しい酒米も含めて網羅する! という気概で編集された
この書籍。山形県の最新の酒造好適米「雪女神」も収録されています。
酒米に関するコラムも充実しており、日本酒ファンの皆様に超お薦めです。
著者の副島顕子さんは、熊本大学大学院先端科学研究部教授で、
専門は植物系統分類額です。
実は副島先生とはもう20年近くのお付き合いになります。
酒田の沖に飛島という小さい島があるのですが、釣りシーズンともなると
県内外からたくさんの釣り人が訪れる島です。
それ以外に島固有の植物も多く、また渡り鳥の中継地としても知られ
植物観察やバードウオッチャーの方も訪れます。
先生も植物の調査で藪漕ぎをしながら島を探索されました。
ちょうどそのときに酒田で一緒にお酒も酌み交わしました。
見た目は華奢な女性ですが、調査となれば男顔負けで茂みに突入されています。
日本酒にも造詣が深い方です。
木川屋は書店ではありませんが、日本酒好きの皆様に
ぜひお薦めしたいので、このハンドブックを取り扱うことにいたしました。
初版のものが96ページでしたが、今回は少しページが増えて104ページ。
価格は前回据え置きの1400円+税。
サンプル画像も載せましたのでぜひどうぞ。
お酒と一緒に発送可能です。
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