1999年 11月 2日
(1)とてもバランスの良い酒であるということ。
(2)次に感じたのが、アルコール臭があるということ。
(3)そして飲んでゆくにつれ、とても味わい深い酒であ るということ。でした。
(1)のバランスについては先ず申し分無いと思います。 もう少し線が細い方が今風で受けがよいかもしれませんが。 私はもう少し太い方が好きです。
(2)についてですが、やはり醸造アルコールのにおいと味が気になります。 私自身少し醸造アルコールに神経質であるとは思いますが、やはり使わないに越したことはないと思います。 何とか純米でこの味と香りとが引き出せないものでしょうか。
(3)についてですが、最初は少し冷やして、翌日には10°+αで飲んで最も美味いと感じました。 これは上喜元全般についていえると思いますが、最適な温度が10℃前後かそれより少し高いところにあるように感じます。 もちろん私個人の好みもあるとは思いますが...。
羽前白梅について
(1)太めで私の好きなタイプであるということ
(2)上手く熟成されていること
(3)簡単に他人に勧められないこと
でしょうか うまい酒!!これほど味わい深く、流行を気にせず旨い酒を造ることができる蔵があるということに感動しました。 また、おっしゃるとおり旨く熟成されており、角の取れた熟成された酒に仕上がっております。 これまでの美山錦のイメージとは全くことなった太い味でした。
しかしあとくちはずいぶんすっきりしていて口の周りにべったり残らずすっきりした余韻が残ります。 でもやっぱり酒の味が分かる人以外には薦められません。 昨日「上善が一番好き」という人にのませたら「うわー!」と悲鳴が上がりました。 よほど強烈だったようです。 しかしながらこれほどの旨口の酒を造る蔵があることは、私にとてとても嬉しいことです。 端麗辛口(無味無臭)の酒がはやる昨今、米の味、酒の味を前面に出して商売するのは大変だと思いますが、こういった時代だからこそ、本物が必要とされていると思います。
栄光富士
一昨日家内から清水に届きました。 飲んだ印象はこんなに安くていいの!でした。 味、香り、バランスとも価格からは考えられないような良い品でした。 データだけ見たら『純米大吟醸山田錦50の生詰め原酒』それがこんな価格で手に入るとは。
例によって最初は少し冷やしてそして翌日に室温で飲んでみましたが、やはり封を開けて少し経った方が旨いように思います。 開けてすぐはどうしても少しアルコール臭が強いし、一晩くらいおくと甘みが少しでてくるような気がします。 温度も室温より少し低い程度(ここ清水は暖かいので、10℃以上)が一番旨味があるように感じます。 もちろん原酒なのでアルコール度数が少し高いため多少辛く感じますが、冷やしてしまうと分からなくなってしまうような米の旨みが感じられます。
最後に菊勇
味はそんなに悪くはないのでしょうけど、米の甘みが全くない、酒でした。 私個人の好みで言うと、他の酒に比べると大分落ちるような気がします。 もちろんこんな酒が好きな方もいらっしゃるとは思いますが...。
それでは、残りの3本(初孫秋あがり,大山冷やおろし、尾浦城)も大切に飲ませていただきます。 11月分を楽しみに待っております。
1999年 11月 3日
#あと、残りの酒についても、余裕が出来次第、お暇な時間をみて配送をお願い出来るように連絡させて頂きます。 どうも有り難うございました。
P.S.実はH10BYの上喜元 山田錦40% 中取り はもう飲ませていただきました。 気に入ってます。 (^_^)
1999年 11月 5日
で、ちょっと気になったのですが、 気になる香りがあります。 元々、麹造りがしっかりしていることを想像させる黴様の香りと、それに附随して、少しウォッシュタイプのチーズの腐臭に似た香りが付いています。 人によっては個性と捕らえられる可能性も大きいですが、個人的にはかなり気になる香りで、冷酒として飲むと鼻につきすぎるため、燗にして(ある程度)香りを飛ばして楽しみました。
実際、個人的には袋香や、もしくは、どこかで粕が付着したものが変質して付いた香りのような気がしていますが、それが醸造時に本来的に入っていなかったかどうかについては判断できませんでした。 (ま、当たり前ですが ^^;; )ですが、到着当日の夜に開封したこと、経時変化、ロット差などまだまだ確かめるべきことがありますので、少し様子を見ようと思っています。
1999年 11月 5日
1999年 11月 9日
ほんとに、絶賛するに値する企画になりました。 ますます、酒田というところが好きになりました。
帰りは山形麦酒と、月山ビールを飲んで帰りました。 下道で10時間も掛かってしまいました。 ビールで思い出したのですが、わたしのビールのインプレッションを、のちほどお聞かせください。 たぶん現在、にがみの強いビールになっているはずです。(これは今回のコンセプトなのです。) もし、口に合わなかったら、容赦なく捨ててください。 真実を聞きたいと思ってます。 ちなみに今回は、モニター8人に飲んでもらってます。 のちほど、逆報告いたします。
次回は今回を元に、より勉強して行こうと思います。 なにより私にとって、上喜元さんや木川屋さんなどを見て、プロの厳しさを感じたことが、とても刺激でした。 自分の仕事にも生かしていこうと思いました。
ところで、話変わって、 ラ・フランスはそろそろシーズンではないでしょうか?終わりましたか? もしなにか案内があれば、教えてください。友達にラ・フランスファンがいるので教えないと。
1999年 11月 9日
は号仕込は今年初めに送ってもらったときにすぐ飲んだのですが、どうもとげとげしく、特にうまみが感じられず、いまひとつ、、、 というのが正直な感想で、気が進まないでいたのでした。 ところが今回飲んだのは、なんとまあまろやかでフルーティになっているではありませんか!! 口に含んだ一瞬は、軽やかな出来のいいドイツの白ワインを思い出させます。 もちろん、一瞬のできごとで、そのあとは角の取れたまろやかな軽い発泡酒になるのですが。 軽めのこってり系のスパークリングワインって感じです。 ツンとか、くぅーっという日本酒らしさがありません。
缶底には澱^^;;がかなり沈殿していました。 ずっと発酵しつづけていたのですかねぇ? とりあえずご報告まで。
1999年 11月 9日
大吟醸 秘蔵酒の720タイプがあればいいのですが、これも無いですからね。うーんどうしよう。 久保田の万寿飲んでおられる方にこれでもいかがですか?ってお勧め出来るお酒はどんなものでしょう。 久保田のお酒をのんだことがないと分からないでしょうが、お勧めを紹介して下さい。m(_ _)m
1999年 11月 9日
そうそう、春の頒布会の最後の「竹の露 白露垂珠」は、すごくおいしかったです。 もう3ヶ月も冷蔵庫の中で寝かせていたので、ちょっと味が飛んでしまっているかな? と心配したのですが、土曜日に友人たちと飲んだところ、これが口に含んだとたん、お酒があたかも自分の体液の一部であるかのようになじんでしまい、 さらさらと澄みきった清らかさで、喉の奥に吸い込まれてしまう、そんな感じでした。 もう奥さん軍団にも大好評で、結局1升が15分ももたなかったです。 あんなお酒ばかりだと、大酒飲みになってしまいそうでこわいですね。 (@o @#) でも、しみじみおいしかったです。 ありがとうございました。
1999年 11月10日
あの週末はおかげさまでほんとにほんとに充実した時間を過ごせて大感謝です。 修一さん、おやじさん、ままさんの温かいおもてなし。 (普通だったら見学できない)上喜元や、兵六玉へ取り次いでいただけた事。 もちろん初孫の見学とホテルの予約もですね。
まっとうなものをきちんと作る酒蔵、それを世にだして日の光を当てる酒屋、地元の食材とともに酒を出し心地よい空間を提示して日々満員御礼の居酒屋、三者それぞれの、緊張感をはらみつつ互いに尊重しあっている姿勢、感動しました。 というわけで、何度も感動しながらでもくつろいだ雰囲気の中いつの間にやら杯を重ね、、、という。 飲みすぎでデブになってしまいました。hahaha...(^^;;;
それはともかく、、、酒田の土地の豊かさ、酒田に住む人間の豊かさ、酒田を愛し、酒を愛する皆さんの豊かさに触れる事ができて本当にしあわせでした。 皆様にもよろしくお伝えください。また伺います。 それから、ネット経由でお酒を注文させていただく事もあるかと思います。今後ともよろしくお願いします。
1999年 11月11日
毎度楽しくkigawaya INFOを読ませていただいております。 ただいまお送りいただいた中にラフランスの案内がありました。 山形がラフランスの産地だと言うのは知りませんでした。 これ、あと1カ月後はもう終っていますか? もしまだあるのでしたら、御歳暮に使いたいと思ったのですが可能でしょうか?
1999年 11月12日
1999年 11月12日
温海かぶを1kg(500g×2)ほどお願いします。 5月の酒田寄港の際に初めて食べましたが、日本酒と良く合うので気に入りました。 11月若しくは12月の頒布会のお酒と一緒に送って下さい。
先日、四日市に入港し、名古屋まで行って義侠の山田錦50純米本生を買ってきました。 一年前に飲んだときはもっと「太かった」という印象がありましたが、最近太い酒ばかり飲んでいるせいでしょうか、味の太さよりもむしろバランスの良さに感心しました。 あと個人的には、米をしっかり磨いた大吟醸の高級酒よりも、少し雑味があってもボディの太い酒が合っていると言うことを改めて感じました。 そういった意味で上喜元 純米山田50原酒 特注品はとても楽しみにしております。
ところでこの義侠という酒には同じ米と酵母をつかっているのに、仕込む樽の大きさ750kと1500kで値段が全然違うものがあります。 標準の仕込みはどのくらいなのでしょうか。 また樽の大きさが味に及ぼす影響はどんなものなのでしょうか。 そして上喜元や初孫ではどのようになっているのでしょうか。 もしよろしければKIGAWAYA.INFOで取り上げてみては如何でしょうか。
それでは日毎に寒さが増してまいりますが、ご自愛下さいませ。
1999年 11月15日
〆鯖は、分とく山の野崎さん流、砂糖締め+塩締め+生酢締めで行いました。 ばっちりでした。
1999年 11月16日
1999年 11月20日
1999年 11月23日
1999年 11月23日
1999年 11月24日
お伺いした時、またワインをお願いしてもよろしいですか?今回は、赤ワインで。 子供は、色の着いているものがおいしく見えるようで「お母さん、赤ワインってどういうの?」としつこく聞くのです。 火曜日の9時からのテレビに「人気者でいこう」というのがありますがご存じでしょうか? それに、毎回ワインの利き酒がありまして10万円のワインと2千円のワイン、自分がおいしければ価格など関係ないと、毎回楽しく見ております。 私も高いものを飲んでもきっとわからないのでは?と思っています。 価格ですが、今回も3千円以内くらいで、木川屋さんが損をしないように売ってくださいね。
1999年 11月25日
それでは12月分も宜しくお願いします。 発送日が分かれば教えて下さい
1999年 11月25日
'99 秋の清酒頒布会のお酒では、「栄光冨士 純米原酒ひやおろし」がとても美味しかったです。 (それ以外のお酒は、まだ飲んでいないのですが・・)「栄光冨士 純米原酒ひやおろし」ですが、在庫は無いですよね。
1999年 11月25日
待望の菊味噌も、昼に重宝しています。 菊の香りがもっとガバッと押し寄せてくるかと思ったのですが、こちらも自然な香りですね。 一袋は一週間で終わってしまいます。 次回は、もっとお願いします。 といっても、そんなに日持するわけでもないんですよね。
1999年 11月29日
かんぽの宿へは、ちゃんと到着できました。 酒田市内を一緒に案内していただいたので、翌日も市内に寄って、お土産など買いまして、迷子にならずに、ホテルリッチ酒田の角から7号線に抜けていくことができました。 修一さんと違って、「私って方向音痴ではないのね」などと思いながら帰っていったのですが。 とってもよかったですよ、温泉。 お肌もすべすべになって、いくらか若返ったようです。 また行きたいねと子供と話ていました。
帰りも雪にはならず、良かったです。 しかし渋滞していました、2ケ所ほど。 また機会がありましたら、お店に行かせて下さいね。 お仕事中お世話になりまして本当にありがとうございました。 お父さん、お母さんにもよろしくお伝え下さい。 では、お仕事がんばって下さい。
1999年 11月29日
立ち香りは、吟香に焦げ香が加わったものでした。 人によっては、ひね香ですねぇ。 これを冷酒のまま呑むと、甘味と酸味のまとまりがとても良いお酒でした。 お燗をつけると、甘味が強くなり、冷酒にあった力強さが消えてしまいました。 絵唐津の沓盃よりも、白磁の牡丹彫文のすり鉢型の盃(直径 9cm 位ある)の方が良かったです。 高さ半分程度に注ぐと綺麗な山吹色が映え、また、牡丹の陰影も美しくなります。 肴はあてないか、口直しになる酢の物が良いようです。
H9BY 「上喜元」特別純米雄町60は、精米歩合: 60% アルコール度数: 17.5%日本酒度: +2.5 酸度: 1.45 酵母: 山形KA です。 壜詰めされてから、一年半ほどのお酒ですが、上燗につけますと、やさしい甘味が広がります。 女鯛(メダイ)、烏賊の刺身を肴にうーんうまいと楽しみました。 翌日、女鯛の塩焼きとも良く合いました。 徳利は、松本 篤治さんの二合徳利。
#雀燗子は一客壊しちゃった。(;_;)折角良い色合いに変ってきたのに。
#接着剤で修復しました。真鍮粉とカシュウ(合成漆)で上を覆う予定です。
#金継ぎした方が良いのですが。。。
盃は、京焼きの瑞祥文の小さなぐい呑みが良かったです。 明朱馬上杯と島田 文雄先生の彩磁牡丹文盃(上が 5cm、高台の上 3.5cm の桶型、料理用大匙で測ったところ、30ml)は大差がないように感じました。 小さな薄手のものが良いようです。