雪女神で三年連続金賞受賞
H18BYの金賞受賞から10年以上ぶりとなるH29BYに山田錦で金賞を獲得した松嶺の富士。
酒田酒造の資本が入ってから初の受賞となりました。
そしてその翌年となるH30BYは、金賞を獲得するための定石とも言える山田錦をやめて、
山形県を代表する新進気鋭の最高級酒米「雪女神」を用いての鑑評会挑戦となりました。
そして見事、挑戦初年度にして金賞獲得!
その後、R1BYはコロナ禍で決審が中止となりましたが、
R2BY、R3BY、今年のR4BYと3年連続で金賞となりました。
松山酒造の技術の粋を結集して醸された酒
華やかでフルーティな吟醸香はもちろんのこと、高精白された精米により澄んだ美しい味わいが楽しめます。
澄んだ味わいの源になっている理由の一つにM310酵母の使用があります。
M310酵母って?
酵母には醸造協会が優秀な酵母には番号がふられています。
吟醸酵母として有名な協会9号酵母。
その次の10号として認定されたのが明利小川酵母です。
明利小川酵母から新たな変異株として生み出されたのがM310酵母です。
鑑評会では好成績をおさめる酵母で、10号酵母は香りが穏やかですが、このM310は
カプロン酸エチル(リンゴやメロンを思わせる香り)をたくさん生成する特徴があります。
この華やかな香りと、そして圧力をほとんどかけない雫採りによる澄んだ味わいをぜひお楽しみ下さい。
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