木川屋は明日大晦日まで三店舗とも営業いたします。帰省のお客様を中心にたいへん多数のご来店を賜り誠にありがとうございます。
スタッフ総出で対応させて頂いておりますが、発送業務やその他の対応等でバタバタしている場合もございます。何か不明な点がございましたら遠慮なくお知らせ下さい。
多数のご来店・ご利用誠にありがとうございます。
新年は新橋本店のみ1月2日より営業です。
本日は多数の御来店ありがとうございました
明日(12月31日)は本年最後の営業日となります。
12月31日は山居倉庫店・みなと市場店は15時付近で閉店となります。新橋本店は16時過ぎ(お客様が途切れ次第)に閉店となります。
新年は1月2日、1月3日は新橋本店のみ営業(17時閉店)です。山居倉庫店は1月4日より、みなと市場店は1月5日より営業開始となります。
たくさんのお客様の御来店誠にありがとうございます。
BSフジ 酒旅に出演しました
BSフジで放送されている「酒旅」という番組があるのですが、山形県が取り上げられることになりました。
蔵元は初孫と出羽桜です。番組制作のスタッフがロケハンで酒田を訪れたときに木川屋 山居倉庫店にも来店され、ぜひ撮影させてほしいと依頼がありました。
酒旅は、あおい輝彦さんが「その酒に会いに行く」というコンセプトで蔵元まで出向く番組です。あおいさんは日本酒の造詣が深いそうで、過去には新潟県で酒造りも体験されたとか。
当日は、普段山居倉庫店に居るスタッフでいいんじゃないの? と思ったのですが、代表の方に来て欲しいということで私が行くことになりました。
時間も過密だったようで、あまり打ち合わせも細かく無く、いきなり撮影に近い状態で、何を話してよいのやら? (^^;)
しかし、あおい輝彦さんといえば、私にとっては何と言っても、「あしたのジョー」の矢吹丈の声の主なのです。水戸黄門の助さんも長かったですが。
実際にお会いしたあおいさんはとても気さくで良い方でした。
「あしたのジョーのファンなんです。主要メンバーでTV版と劇場版で声が同じなの、あおいさんと藤岡重慶さんくらいですよね」と言ったら「そうそう。西とかね! 結構変わってるから」とニコリ。
すぐに、私にジョーの声で話してくれました。
「『へへ! 山形の酒ってのはよぅ。どれが美味いんだい!』って感じ?」とおどけるあおいさん。
いきなりの至近距離で生矢吹丈です! 大感激でした! (T^T)
握手して写真も撮らせていただきました。
あおいさんと同行されていた女性アナウンサーの方もとても優しい方でした。
そのやりとりは収録はされていませんが、酒の話もどこまでマニアックな話をしてよいのかわからず、放送部分はとてもあたりさわりの無い話になってしまいました。(^^;)
放送はBSフジ 12月24日 17:00です。BSアンテナが接続されていれば無料で見られるチャンネルです。
私のシーンがカットされていたらごめんなさい。(その可能性もありそう ^^;)
でも、初孫と出羽桜の蔵の様子は見られますので、ぜひご覧下さい。
泡盛といえば「沖縄」
http://www.asahi.com/articles/ASJDG3QN5JDGUZHB003.html
国産ワインといえば「山梨」
日本酒といえば「山形」\(^o^)/
山居店 阿部
ご来店ありがとうございます
新宿駅西口広場イベントコーナーにて
本日から新宿駅西口広場イベントコーナーにて、第19回山形県の物産と観光展を開催しております。
酒田醗酵のどぶろくの出張販売を行っております。
酒田醗酵社長 兼 木川屋会長の父が行っております。
下記URLのA1(ロータリーの近く)です。
心配なのでみなさん様子を見に行って下さい。(^^;)
15日までがんばっています。
http://www.tmpc.or.jp/06_info/event.html
冬の風物詩
どぶろく出張販売中
大量入荷です!
初孫「港月(KOUGETSU)」
上喜元「翁」入荷しました!
PORSCHE 986 BOXTER
東京からのお客様です。
ご夫婦でボクスターに乗ってツーリングされているそうで、何もない住宅地にある当店を探してわざわざおいで下さいました。
お酒もお好きなS様ご夫妻。当店オリジナルの地酒 山居倉庫シリーズなどいろいろお買上げ下さいました。
ちょうど一霞より温海かぶ漬けが入荷したので、
それもちょっとご試食頂きました。
ボクスターでは初代となる986ですが、今みるとシンプルで綺麗な面で構成された車ですね。
こちらの車両はマイナーチェンジ後の2.7Lだそうです。
下校時間だったので近くを通った中学生の女子も「すごーい」と喜んでいました。
色がシルバーなせいもありますが、550スパイダーをイメージさせる雰囲気です。
10年以上お乗りだそうで、今のところノントラブルだそうです。
うちの空冷は手がかかりますが、水冷はインターミディエイトシャフトの問題がなければ、本当にメンテナンスフリー感覚ですね。
2シーターに奥様と二人で優雅にツーリング。なんとも贅沢というか羨ましいというか素敵なご夫婦でした。
メディアに登場しました!
テレビ朝日系列 マツコ・デラックス「夜の巷徘徊する」に栄光冨士 大吟醸 古酒屋のひとりよがりが登場しました。
https://www.kigawaya.com/sake/eikou/hitori.html
BS11 太田和彦 ふらり旅 いい酒いい肴に東北泉 大吟醸 斗瓶囲 限定品が登場しました。
https://www.kigawaya.com/sake/touhoku/tobin.html
マツコさん、太田さん美味しく飲んでいただき本当にありがとうございます。これからも山形県のお酒をご贔屓に。
新橋本店は明日9日(日曜)は定休となります
お天気が悪いなか、たくさんのご来店を頂き誠にありがとうございます。
山居倉庫店・みなと市場店は9日も営業しております。
10日は新橋本店・山居倉庫店・みなと市場店三店舗とも営業しております。
交通安全に気をつけて事故の無い楽しい連休をお過ごし下さい。
SUZUKI Cappuccino
今年もかわいい会社訪問がありました
第38回 木川屋オリジナル地酒頒布会候補酒、最終チェック中!
ということで!
たーくさんのリクエスト・お問い合わせ誠にありがとうございます。
お待たせしてしまって本当に申し訳ございません。
第38回 木川屋オリジナル地酒頒布会、会員募集開始であります!
今回もたくさんのお申込みお待ちしております。
https://www.kigawaya.com/sake/type/hanpu.html
天皇・皇后両陛下が御臨席
になられた、第36回全国豊かな海づくり大会 〜やまがた〜が9月10日〜12日まで開催され、酒田市で行われた式典を中心に庄内各地を両陛下が訪れになられました。
9月10日は歓迎レセプションが湯野浜温泉 ホテル亀や様で行われ、私は県庁からの依頼で歓迎レセプションで振る舞われる庄内の地酒のコーディネートを行う大役を頂きました。
趣旨は庄内全蔵元の日本酒に加え、ワインやどぶろくなども織り交ぜて参加の皆様に庄内の豊かな酒の味を楽しんでいただくことです。
山形県工業技術センターの先生と相談しながら、あまり偏った酒質にならないように、味わい、酒の濃淡、そして使用している米もできるだけバラエティに富んだ内容にいたしました。
そして、なんと当日は技術センターの先生と共に、お酒ブースの説明員として陛下御臨席のレセプションに参加させていただくことになりました。
想像どおり、いや想像以上に厳重なセキュリティを通過し、会場にて準備を行いレセプションの開始を待ちます。
出席される方は衆議院議長を始め大臣や宮内庁など、式典にも出席される県内外からお越しの超VIPの方々ばかりです。
両陛下入場のときは会場の緊張は最高潮です。
拍手が鳴って、入場されたとき、ほんの少しだけ陛下の姿が見えただけでたいへん感動しました。
こんな機会はもう一生無いだろうなと思っていましたが、実際にお二人を目にしたときの気持ちは言葉にできません。
乾杯はもちろん山形県産酒。
銘柄は初孫 美泡純吟です。
亀やさんが最適な温度でサービスされたと思います。
その後、陛下と歓談される方がお話されていました。
天皇陛下・皇后様ともちょうど私がいるところからよく見えて、お姿全体を拝見することができました。
両陛下が退出される時間も、おそらく滞在時間が宮内庁で指示されているのか決まっているようで、事前の場内アナウンスで「お時間が足りなく、御歓談出来ない方がでる可能性があります」と言われていましたが、案の定時間を使い切っても御歓談は終わりませんでした。
時間でビシッと打ち切られるのかと思ったら、陛下が退場のお時間のアナウンスをスルー(^^;)して、地元の漁業や港湾関係で活躍されている方達と歓談を何事もなかったかのように続けられていたのが印象的でした。
たくさんのご公務に超過密スケジュールでお疲れのはずなのに、お座りになることもなく、会場では終始お立ちのままで、両陛下とも耳を傾けて下さっていました。
お酒も短時間のレセプションで、出具合がどの程度なのか心配されましたが、各VIPの方々が、代わるがるブースにお見えになり、思った以上に地酒も消費され、皆様に喜んで頂けました。
普段テレビで拝見しているVIPの方々ともお酒のお話しをさせていただくことができ、たいへん貴重な体験をさせていただきました。
長い時間をかけて準備をされた山形県職員の方々、警備に当たられた方々、両陛下の歓迎のために準備を重ねてきた庄内の人々、全ての方たちの努力でこの大会が無事に終了したのだと思います。
本当に貴重な体験をさせていただきました。
一生忘れることの無い思い出になりました。
まだまだ残暑の厳しい日が続きます
台風10号の影響ですが
鶴岡市白山地区の契約農家、酒田市刈屋地区の契約農家から連絡があり、被害は無いので大丈夫ということです。
尾浦だだちゃ豆、刈屋梨とも予定どおり収穫できます。
取り急ぎのお知らせです。
ご存知でしたか?
またのご来店を心よりお待ちしております
新橋本店は14日も営業いたします
早生白山だだちゃ豆の出荷が始まっています!
午後から出羽桜酒造の仲野部長ご夫妻
麓井酒造の市郎専務
快晴ですが風の強い酒田らしい天気です
連休中、たくさんのお客様のご来店、誠にありがとうございます!
本日は山居倉庫店・みなと市場店、そして新橋本店も営業しております。お近くをお通りの際は気軽にお立ち寄りください。
当店取扱いのIWC受賞酒の成績をまとめてみました
各蔵の長年の取り組みの結晶です。ぜひご覧ください。
https://www.kigawaya.com/sake/champion-sake/
一路以来の快挙!
ささのはさらさら
大人の辛口...
使用好適米、日本酒度、酸度、全て非公開。
鯉川酒造 佐藤一良社長からの挑戦状(?)
ブラック鯉川入荷しました。
https://www.kigawaya.com/sake/aji/karakuti/black.html
梅雨らしく、ぐずついたお天気の酒田市です
須貝農園のさくらんぼですが、
佐藤錦は本日6月28日で2016年分の受付を終了いたします。
紅秀峰・大将錦も6月いっぱいでご注文の受付を終了いたします。
ご希望の方はお急ぎください。
今年は須貝さんの畑に熊が出没してしまい、貴重な紅秀峰に被害が出てしまいました。(--;)
美味しいさくらんぼは熊も狙っているようです...。
https://www.kigawaya.com/tokusan/sakuranbo.html
仙台藤崎デパート様にて、酒田醗酵のどぶろく出張販売中です
今年も木川屋の白山だだちゃ豆、ご予約受付開始です
平成28年 米鶴 「初呑み切り」に参加してきました
今年も米鶴のささのはさらさらの試飲に参加してきました。
庄内地方からは当店のみの参加となりました。
中央できき酒しているのが当店の担当、高橋豊です。
今年も6種類のお酒が候補に上がりました。
須貝杜氏ももちろんきき酒に参加します。
今年はNo.67のタンクに決定しました。
ピンクの法被はお馴染みの梅津陽一郎社長です。
安久津八幡神社へ参拝に行きました。
今年も美味い酒を選びました。
どうぞご利用ください!
米鶴 純米吟醸 呑切り(のみきり)限定酒ささのはさらさらのお買い求めはこちら
須貝農園のさくらんぼと父の日ギフトにたくさんのご注文誠にありがとうございます
梅雨入り前の爽やかな天気の酒田市です
酒田醗酵のどぶろくのページをリニューアルいたしました
現在は8種類ものアイテムを生産している酒田醗酵。
商品のご案内も一つのアイテムにつき、一つのページへとより詳細にご案内しております。ぜひご覧下さい。
https://www.kigawaya.com/sake/sakata/
悪質な詐欺サイトにご注意下さい
下記のサイトは情報のみを提供し、入金を行っても商品発送を行わない詐欺サイトです。
地酒 山居倉庫シリーズはもちろん、当店取扱商品は当店でのみ販売を行っております。外部への委託販売は一切行っておりません。
下記サイト以外にも同様のサイトが存在します。
お買い求めは当店自社サイト(www.kigawaya.com)をご利用下さい。
http://www.sakeshop.top/-p-25937.html
初夏の陽気が続く酒田市です
5/19,20 は「酒田まつり」です!
「にっぽん丸」が酒田港に寄港しました
お待たせいたしました〜!
強風大荒れのお天気が一変
酒田市。初夏を思わせる気温の高い一日でした。
おはようございます
GWに入りました
昨日から新橋本店・山居倉庫店・みなと市場店とも多数のお客様にご来店いただき、誠にありがとうございます!
連休中、皆様のご利用にお応えできるように多めの在庫を心がけております。混雑している場合もございますが、可能なかぎり丁寧な接客をこころがけております。
ぜひ皆様お立ち寄り下さい。
スタッフ一同、ご来店、心よりお待ちしております。
ゴールデンウィークです
2016年 ゴールデンウィーク期間中の営業のご案内
毎年多数のお客様にご来店頂き誠にありがとうございます。
2016年のゴールデンウィーク期間の営業は下記のとおりです。
<新橋本店>
4月25日から5月7日まで無休で営業いたします。
<山居倉庫店>
無休で営業いたします。
<みなと市場店>
4月28日から5月10日まで無休で営業いたします。
交通事故に気をつけて楽しい連休をお過ごし下さい。
皆様のご来店、心よりお待ちしております。
オリジナル送料無料セット
大山から新入荷!
あえて「未」熟成での出荷の限定品。1本ずつシリアルナンバーを明記し、銘柄名に社名を冠した蔵元渾身の意欲作です。
大山 特別純米 無濾過原酒未熟成 生詰嘉八郎 い号 限定品
https://www.kigawaya.com/sake/ooyama/kahati-igou.html
抜けるような青空
四斗樽と二斗樽の空樽があります
酒田市。風が冷たい一日です
No Title :entry10232
平成10年(1998年)12月10日の山形新聞記事
出羽桜での酒造り研修のときに、井上杜氏が
「そういえば、修一君だいぶ前に山形新聞に取り上げられましたよね。あのときの記事憶えているなぁ。多分あるはずだなぁ。」
とごそごそと資料を漁って、当時の記事を引っ張り出してきてくれました。私もすっかり忘れていたのに、憶えていてくださってうれしかったです。
1996年から木川屋のWebを公開。あのときに酒類の小売店で自社サイトを持っているところは全国でも10軒もありませんでした。東北では私が一番最初です。
プロバイダーが近くになくて、仙台まで長距離電話でプロバイダー(たしかRimnet)につないでいました。
ネットでの販売を始めてしばらくは売上がほとんどなく、ひどいときは月に数万円。
電話代とプロバイダーの契約料金だけで月3万円。売上も同じくらいかヘタするとそれ以下です。「どういう意味かわかるか? つまり赤字だ。社長の俺が配達もして外を駆けずり回っているのに、お前は偉そうに机に座ってこの程度の売上か」と、父に言われました。
嫌味半分激励半分だったのか、真意はわかりませんが、休みも取らずに夜中まで必死でシステム作りと改良を繰り返しました。また文句を言いながらも、父は利益が出ないその仕事を私に続けさせてくれました。
前職が通信機メーカーの開発(ソフトウェア担当)の技術職だったため、営業経験も無い、商品知識も無い、経理もわからない、酒田を離れていたので人脈も無い、当時の私の武器はコンピュータを触ることしか無かったのです。地域での人脈作りのために酒田商工会議所青年部に入った(というか親に行けと言われた w)のもその頃です。
通信費をペイして赤字にならない(儲けもほとんどない)状態になるまで数年かかりました。
初めて単月で黒字になったときの嬉しさは今でも憶えています。そして、もしかしたら、この仕事を続けていけば、なんとかなるかもしれないとそのときに初めて思いました。
出来の悪いWebで、技術者時代に知り合ったみなさんから色々教えて頂き、そしてその頃の方たちは実際に酒蔵見学で酒田にも何度も訪れてくれました。今でも多くの方がお客様として当店を利用してくださっています。
出羽桜 山形工場 造り研修 2日目 画像 その2
仕込みの作業はまだまだ続きます。
今度は麹室での作業です。
出羽桜 山形工場 造り研修 2日目 画像 その1
2日目です。
井上杜氏と浦里さんを捕まえて夜中まで話しすぎました。お二人共お疲れだったのにごめんなさい。
酒蔵の朝は早いです。泊まりの人たちが一仕事したら、普通に出勤する方たちがどんどんと仕事を進めます。
こちらは仕込み部屋2Fの酒母室です。
醪も毎日分析が行われます。
酒母室へ続く階段は結構急ですが、ここを蒸し米などを担いで登ります。
洗米作業です。水流を利用して米を洗います。
鑑評会用の大吟醸などは素手での手洗い作業です。
こういった具合に大量に水を使う必要があるのが酒造り。
質も量も良い水があるところでないと酒蔵は困ります。
米はバケットに入れられ、チェーンホイストで吊るして運びます。
こういった設備に無い昔は重労働だったと思います。
蒸しあがるまでの時間を使って杜氏はお酒のチェックを行っていました。
笑顔の若い方は吉田さん。私よりも年下ですが、私にとっては酒造りの先生でもあります。
彼のご実家は山形市の酒の郷 吉田酒店さん。
私が修行に来ていたときは出羽桜の製造社員でした。
麹造りも担当されていた方です。
今回の研修は吉田さんとご一緒できたのが嬉しかったです。
これは若手の仕事。掘っているのは利根錦から修行に来られた研修生の永井さん。
彼もイケメンです。w
掘った米をベルトコンベアに入れているのは、なんと京都大学大学院を中退されてまで出羽桜に入社した市村さん。
こちらは齋藤さん。齋藤さんも以前研修でお邪魔したときにたいへんかわいがっていただきました。
お元気そうでなによりでした。
蒸し上げた米はベルトコンベアで左の放冷機(空気を下から抜いて蒸し米を冷やす)に入れられます。
釜堀は造り酒屋の仕事の中でも一番の重労働。
腰を痛めたりするので若手の仕事です。
放冷機は温度のチェックと蒸米をほぐすために頭の村山さんが立ちます。
昔研修に来た時に年配の方がいらしたのですが、あのときいらした方は退職されたりで村山さんだけになってしまいました。
櫂入れする吉田さん。
この日は私と吉田さんが櫂入れ担当。
このタンクは留め仕込み(米をたくさん入れます)の日なので、どんどん重くなる醪をひたすら櫂突きします。
これも結構重労働です。
井上杜氏はベルトの清掃。午前の作業はこれで終わりです。
その2に続く
出羽桜 山形工場 造り研修 1日目 画像
私が研修に行っていた頃は若手の造り手だった井上さん。
今は出羽桜山形工場の杜氏です。
実直な人柄で真摯に仕事に向き合う方。これからもきっと良い酒を醸し続けてくれることでしょう。
茨城県の霧筑波から研修生として来られた浦里さん。
なかなかのイケメンで、今年で研修二年目です。製造は今期で最後。
営業の勉強をして家業を継がれるそうです。
がんばって!
この麹室も私が出羽桜に研修に来ていた途中で新しくなりました。
事務室です。ここで電話回線を借りてネットに接続しました。
出羽桜 山形工場は以前は東海一(とうかいいち)という酒蔵でした。
酒蔵は大量の水、そしてお湯も使います。
この和釜で沸かしたお湯は一日で空になります。
今年の甑倒し(こしきたおし・蒸しの作業が終わること)はまだ先です。
貯蔵タンクです。
明日蒸される米はもう準備が済んでいます。
薮田式の圧搾機(醪を搾る機械)です。
私が山形工場にかよっていた時はまだ導入されていませんでした。
作業はぐっと楽になります。
こちらは以前使っていた旧型の佐瀬式の圧搾機。
出羽桜 山形工場では二機の佐瀬式の圧搾機を使用していました。
作業は明日も続きます。
出羽桜 山形工場 造り研修 1日目
木川屋商店の高橋 修一です。
ご覧頂きありがとうございます。
今回は久しぶりに出羽桜山形工場へ酒造りの研修に行ってまいりました。
1995年に会社を辞めて、酒田に帰り、酒のことを何もわからない状態で仕事を始め、20年前の1996年、一番最初に勉強のために向かった蔵が出羽桜 山形工場でした。
最初の年は山形弁(私の住んでいる庄内地方とは同じ県でも言葉が違います)がよくわからなくて「◯◯持って来い!」と言われても、全く違うものを持ってきてしまったり、休憩中に話が盛り上がっていてもなんだかわからず、笑いながら相槌をひたすら打ったりという状況でした。
しかし少しずつ言葉にも慣れてくると年齢が近い蔵人も多く、酒の話だけでなく趣味の話などでも意気投合したり、自分の父と同じくらいの年齢の方達にもかわいがっていただきました。
泊まりこんで蔵人との酒飲み(飲み過ぎて私だけ夜中に起きれなかったこともあり ^^;)をしたり、一緒に作業をしながら、酒造りのことを一から教えて頂きました。
夜は眠かったのですが、一日の作業を記録してリアルタイムでメールマガジンでお客様にお伝えしました。
当時はプロバイダーも少なく、PowerBook 520(68LC040ですね)を持って行き、山形工場の事務所の電話回線を借りて14.4kbpsくらいのモデムでダイアルアップでつないでいました。
1996年から3年続けて研修に行きました。出羽桜山形工場ではそれ以前から他県の蔵元の後継者や販売店、ホーロータンクのメーカーまで研修という名目で受け入れをしています。
長い方は数年間蔵元で造りや製品、そして営業まで、出羽桜の酒造りの何もかもを経験することができるのです。
今回は研修生として、茨城県の霧筑波の息子さんと群馬県の利根錦の息子さん(お二人とも20代前半)が作業されていました。
他県の同業者に手の内を明かす、それが数社ではなく何十年にも渡って何十社も当たり前のように続けている、懐の深い蔵元だなと思います。
実は出羽桜自身も、長野の眞澄にたいへんお世話になり、造りを教えて頂いた経緯があるそうです。現社長の仲野益美社長の名前の「ますみ」は長野の眞澄から由来しています。
20年前、一緒に作業をした杜氏は引退されています。あのときに一緒に作業をした蔵人も定年で退職された方が多く、年配の方で私と一緒に作業をされた方はお一人だけになっていました。
その方は今は造りの頭(かしら)になられていました。そして若い造り手だった私と同じくらいの年齢の方は杜氏になっていました。
造りの現場は厳しく、朝早く、夜の作業もあり、昔はもっとたいへんだったわけですが、機械化されている部分も限られていてキツイ重労働です。
あれを5日も毎日泊まりで蔵から一歩も出ず、運動不足の私がよくやったなぁと今になって思います。当時26歳、若かったんですね。(蔵の方は何ヶ月もそれを続けるわけですが ^^;)
時間の流れを感じることも多かったですが、あの時と変わらない蒸し米の香り、麹の香り、そして蔵の空気をたくさん吸ってきました。
「少しでも良い物を」ものづくりの現場に共通する思いを、飲み手のみなさんに伝えていき、また飲み手の意見を造り手に伝えるのが私達小売店の仕事。
いろいろ新しい発見もありましたが、一番の収穫は初心に帰ることができたことだったかもしれません。
このブログでは過去の研修の様子を掲載しております。お時間ある方は覗いて下さい。
>> 2008 出羽桜 山形工場訪問
>> 2007 出羽桜 山形工場訪問
>> 1998 出羽桜研修
>> 1997 出羽桜研修
>> 1996 出羽桜研修
>> 1996 出羽桜研修画像
>> 1996 出羽桜天童本社蔵見学
毎年好評を頂いている地酒頒布会
酒田醗酵 藤崎本館前にて出張販売
今日から3月
湊 酒田の雛の市、たくさんのご来場ありがとうございます
【どぶろくも酒、清酒も酒。酒の酒田 @ 霞が関】
8日に都内の霞が関で行われた 湊 酒田の雛の市。
お米やおせんべいなど地域の産物を東京のお客様に紹介してまいりました。
持ち込んだお酒も大好評。地酒の多くが昼過ぎには完売。
せっかくお立ち寄りのお客様、ゴメンなさい。
↑↑↑↑↑
東京都内で行われた「湊 酒田の雛の市」
沢山のお客様で大盛況との様子が伝えられました。
酒田のお酒も紹介されて完売との事。
買えなかったお客様、
ネットでもご注文いただけますよ!
※「雛バル」のチケットは木川屋新橋本店・みなと市場店・山居倉庫店でも好評発売中です。
前売りは2月23日(火)までです。
限定発売にて、お求めはお早めにどうぞ!
山居店 阿部
立春朝搾り、まだまだ購入可能です!
立春朝搾り、「予約していないのですが」と店頭に来られるお客様もいらっしゃいますが、ご予約分とは別に店頭販売分も在庫がございますので、まだまだ普通に購入可能です。
720mlが品薄になりましたので、ただいま100本ほど追加いたしました。1800mlも十分在庫がございますのでいつでもご用命ください。
たくさんのご注文誠にありがとうございます。
https://www.kigawaya.com/sake/ooyama/rissyun.html
究極の搾りたて! 立春朝搾り!
搾ったその日のお酒が店頭に並ぶ、究極の搾りたて! 立春朝搾り!
いよいよ本日入荷! お昼までには新橋本店・山居倉庫店・みなと市場店に入荷いたします。
https://www.kigawaya.com/sake/ooyama/rissyun.html
酒田日本海寒鱈まつり開催中です!
赤魔斬入荷しました!
赤魔斬 本日無事入荷しました!
量が多いので配送の池田さんと、営業の雅樹さんの二人で配送です!
新橋本店・山居倉庫店・みなと市場店で発売中です。
https://www.kigawaya.com/sake/hatsu/akamakiri.html
酒田醗酵から黒どぶ入荷
次々と新しいどぶろくを開発している酒田醗酵からまたも新製品が登場!
従来の商品のひとめぼれをリニューアルし、新しい甑(蒸し器)を導入し、酸味を極力少なくしたマイルドなどぶろく。
米の甘みを感じられ飲みやすく仕上がっております。
黒どぶの「黒」は柔道などの黒帯の黒をイメージしました。酒田醗酵のどぶろく醸造技術が一段上がったことをお確かめ下さい。
https://www.kigawaya.com/sake/sakata/doburoku.html
お客様の声 2015年12月分を公開いたしました。
たくさんのメール、ご感想、ご意見、誠にありがとうございます。
https://www.kigawaya.com/reports/2015/12/
第14回 酒田の新酒を楽しむ会
新年明けましておめでとうございます
2015年はたくさんのご愛顧を賜り誠にありがとうございました。2016年も皆様に喜んで頂けるよう、精一杯頑張ります。
2016年の営業は新橋本店のみ本日(1月2日)から行っております。天候の悪い中、たくさんのお客様においで頂き本当にありがとうございます。
明日、日曜日も新橋本店のみ営業いたします。帰省のおみやげやお正月を美味しいお酒で過ごしたいみなさまのご来店をお待ちしております。
2016年も木川屋をよろしくお願いいたします。