CRM250AR MD32

IMG_7109.jpg
古くからのお客様の愛車です。
貴重な存在の2stバイク。

今は亡き国産2stトレールの雄、CRM250です。
このバイクはそのCRMの最後を飾るファイナルモデルとも呼べるAR(カワサキじゃなくてw)です。

IMG_7108.jpg
使い込まれた外観からはガチのオフローダーの匂いがプンプンです。
オーナーは私のオフバイクの先生。
数々のエンデューロはもちろん、トライアル競技までされている方です。

メンテナンスは全て自分で行い、このARはなんと無限キットが組まれています。
燃料はもちろん混合仕様。

IMG_7110.jpg
一度だけ乗らせてもらったのですが、トレールなんだから...と思ったら大間違い。
私も1991年式のCRM250Rm MD24に乗っているのですが、全くの別物といえる変貌ぶり。w

スロットルを撚ったかと思ったらあまりのパワーにビビり、すぐに戻す有様です。
とんでもなくパワーが出ていました。

うちのMD24はプロサーキットのチャンバーを入れているくらいでほぼノーマルなのですが、当時の2st(DTやRMX、KDX等)と比べるとCRMは驚くほど下が有って乗りやすい2stですが、
先生のARは封印されたパワーが全開放されている感じでした。

IMG_7110.jpg
モタード化されてアスファルトの上で日和っているCRMが多い中、無限フルパワーで漢の完全オフ仕様。
バイクも乗り手もレベルが高いのであります。

NISSAN GT-R R35

店主が所属する某自動車クラブ(秘密結社)のメンバーの方が遠路はるばるやってきて下さいました。
愛車はGT-R。

スカイラインじゃなくて日産GT-Rです。
最初にプロトタイプを見たときはなんじゃこりゃ、と思ったのですがその後の市販車はうまくまとまっていて、今やすっかり見慣れてしまいましたね。
IMG_5866.jpg

デビューが2007年で、ファイナルエディション詐欺(?)で終わる終わると引き伸ばしつつ気がつけばもう15年以上になるわけです。
いくらベースが良くてもここまでは引っ張り過ぎな気も。w

IMG_5858.jpg
オーナーさんからモデルイヤーを聞きそこねてしまいましたが、バンパー形状から多分初期型な気もします。

IMG_5859.jpg
初期だろうがなんだろうが、R35は偉大です。

IMG_5860.jpg
作業員の格好をして正面玄関から出てきたり、スーツケースにエスパー伊藤のように身を隠したりした金の亡者の社長がゴーサインを出すだけのことはあるのです。
あのとんでもない社長がいなければ生まれることはなかったでしょう。

IMG_5864.jpg
超絶すばらしいV6のパワーをしっかりうけとめる足回りとブレーキ。
友人がR32、R34を乗り継いでいて、直6からV6になったときにもやもやしたのですが、音も含めて素晴らしいじゃないですか。

IMG_5861.jpg
スピードメーターはおそらく変更されているのでしょうけど、340kmまで目盛ってあるのは伊達ではありません。

IMG_5857.jpg
遠いところまでご来店いただき誠にありがとうございました。
今度来たときは乗せて下さい。

HONDA CB250R

IMG_8821.jpg
地元の若い学生の方です。
お若いですが、日本酒に大変興味があるということで何度かご来店いただいております。
愛車はCB250R。
学生時代にこういうバイクに乗るのは大変貴重な体験です。

IMG_8822.jpg
お酒もバイクも若い(感性が豊か)うちに良いものを知るのはとても有意義なことです。
CBも若い方の最初のバイクとしては模範となる良いバイク。

近くを走る足に、気持ちの良いワインディングに、ツーリングの相棒に。
きっと豊かなバイクライフを演出してくれるはずです。

あぁ、若さが羨ましい。 w

TRIUMPH STREET Scrambler

IMG_4827.jpg
山梨からツーリングの途中で立ち寄っていただたお客様です。
バイクはトライアンフのストリートスクランブラー。
間近で見たのは初めてのバイクです。

IMG_4828.jpg
TANAXのハードタイプのケースがとても似合っています。
スクランブラーでアップタイプのマフラーなので右側はバッグ無しです。

スクランブラーのベースはボンネビルで、伝統的なトライアンフのバーチカルツインです。
鼓動感のある旅バイクですね。
ゆっくり景色を楽しみながら走ると自然と笑顔になってしまいそうです。(オーナーさんがニコニコ顔なのはその証明かも)

IMG_4829.jpg
メーター類はとてもシンプルな造りですが、そこがまたこのバイクの性格を表している気もします。

ご来店誠にありがとうございました。
またぜひお寄り下さい。

KAWASAKI Ninja400R

IMG_8489.jpg
ER-6ベースの400cc版の400Rをお乗りのお客様です。
必要にして充分なパワーと燃費の良さ。
疲れさせない特性で、このバイクはツーリングにピッタリなバイクですね。

IMG_8490.jpg
こういうパラツインは乗っていて気持ち良いのです。
スペック的には突出したところがないので、軽くみられがちですが乗るととても良いバイク。
はい、BMWのF800S(ST)もそんな感じでした。

オーナーさんは酒ディプロマの資格もお持ちでたいへん造詣が深い方でした。
また酒田においでの際はぜひお寄り下さい。

シャッタータイミングが悪く目をつぶった瞬間に撮影してしまいました。
申し訳ありません。

LOTUS ELISE Final Edition

ついに名車エリーゼも生産中止に。
究極のライトウェイトスポーツ...というよりももはやレーシングカーのほうがぴったりな車です。
オーナーさんは車にもバイクにも造詣が深い方。

もちろんリセールのことは一切考えずに、貴重なこの車を一生モノとして購入されたそうです。
IMG_4787.jpg

ファイナルエディションは日本はスポーツ240となるようです。

IMG_4786.jpg
最初はキー関係でトラブルもあったそうです。

IMG_4788.jpg
このサイドシルの分厚さ。
これがエリーゼです。
空冷911も「ポルシェを着る」と表現されますが、エリーゼの窮屈さというかストイックさはもはやカートに近いレベルです。w

IMG_4785.jpg
エンジンはトヨタ製です。
エンジンなんてロータスの車にとってはオマケみたいなもので、何でもOKなんです。(暴言)
肝はシャシーですので。

IMG_4790.jpg
メータはTFT液晶。
最新式ですね。

IMG_4793.jpg
そしてパッセンジャーの奥様が発見!
なんとバケットシートの間には720mlビンがピタリと収まります。www

貴重な車、大切にしてあげて下さい。
またのご来店をお待ちしております。

MAZDA ROADSTER ND

山形からおいでのお客様です。
日本を代表する、いや、世界的なと言っても過言ではないピュアスポーツ。
マツダ ロードスターです。

NA、NB、NCと代を重ね、現行型はNDです。
3.jpg

それにしても今回ご来店のお客様のNDは...低い!
フェンダーとタイヤのクリアランスは指1本入るかどうか。
Rフェンダーは爪折りはしてないそうですが、削ってもらったとのことです。
2.jpg

ホイールはワークのマイスターでしょうか?
深リムに引っ張りタイヤというお約束の組み合わせが素敵です。w

4.jpg
当店前の踏切の段差を超えるときが危なかったとのことです。
はい、この車高なら無理もないかと。
歴代の来店車の中でダントツの低さでした。

1.jpg
エンジンもエキマニなど交換されているファインチューン。
とても綺麗にされています。

5.jpg
シートはRECARO SR-G
スポーツなカーは黙ってフルバケです。
漢ですね。

6.jpg
ロードスターはどの世代も一貫した設計とコンセプトなので私も大好きです。
オーナー様は他にもBNR34もお持ちなのだそうです。
ぜひそちらも見せびらかしにおいでくださいませ!

またのご来店お待ちしております。(^^)

HONDA S2000 AP1

ホンダがユーザーからの意見を元にFR 2000cc オープンボディで企画した(と私記憶しています) S2000。

古くはS600から続く、ホンダDNAの平成版と言ったところでしょうか。
この車はかなりの過小評価をされた車でした。
9000rpmまで回るホンダらしいエンジン、そして昭和のホンダ車ではあり得なかった高剛性ボディ。
切れ味鋭いハンドリング。

もっともっと売れても良かった車だと私は思っています。
1.jpg

オーナーさんは基本的にノーマルで乗られています。
いじっていた部分も少しずつ戻していかれたとか。

違うところはボンネットの赤バッジでしょうか? w
でも、この車はTYPE-Rじゃなくても赤バッジでOKな気がします。
ホンダの純然たるFRスポーツですから。

2.jpg
S2000は前期と後期と有り、エンジンもF20C(2000cc)とF22C(2200cc)と変わっています。
他にもサスペンションセッティングなどいろいろ見直されて、後期はだいぶマイルドになったはずです。

前期はソリッド感も強く、9000rpm(!)まで使えるエンジンとでかなりスポーツしている車です。
今回のお客様は前期型です。

3.jpg
コクピットのプッシュスタートのエンジンスターターは市販車初だったような気がします。
オーナーさんから伺いましたが、いまどきのキーレスの車ではないので、鍵は昔ながらの差し込むタイプで、それとは別にエンジンはプッシュスタートなんだとか。

いやー、知りませんでした。(^^;)
本当に気分を高めるための演出でプッシュスタートを導入されたようですね。

1 (1).jpg
オーナーご自慢のS2000誕生20周年記念オーディオカバー。
そうです。S2000は走ることに特化した車。
オーディオもカバーが有るのですね。

2 (1).jpg
そしてこちらも20周年記念フロアマット。

シートも少しやれているとおっしゃられていましたが、年式を考えれば仕方ありませんよね。
これから少しずつ綺麗にするか、それとも年式相応のヤレをキープするか、S2000もネオヒストリックと呼ばれる世代です。

10年くらい前に程度の悪いものは100万を切る価格でも有ったS2000。
今は古い車がなんでも値上がりしているので、かなりの高価格になっています。

しかし、価格の高い低いに関係なく、この車は名車だと思います。

今日は鳥海山の秋田側を走られたとのこと、ドライブには最高の道です。
天気も良くてS2000ならさらに気持ちよく走られたことと思います。
これからも大事にお乗り下さい!

たくさんのお買い上げありがとうございました。

SUZUKI SWIFT SPORTS ZC33S

今回のお客様は、今や日本を代表するホットハッチと言っても過言ではないスイスポことスイフト・スポーツです。

6.jpg

昔はホットハッチと呼ばれる車が日本にもたくさんありました。
スターレット(ヴィッツ)、マーチ、コルト(Version-R)、ミラージュ(RS)、ファミリア(323)、シビックなどなど。
しかし、今はGRヤリスやマーチnismo、それとこのスイフト・スポーツくらいしかないような気がします。

GRヤリスやマーチnismoはお値段もそれなりにします。
そういった意味では一番親しみやすいスイフト・スポーツはもっとも身近な国産ホットハッチと呼べると思います。

オーナーさんはWRカーを意識したカスタマイズをされています。
ボンネットやサイドステップ、極めつけは巨大なウイングでしょうか。

4.jpg
社外品にしては妙に造りが良くてしっかりしています。
オーナーさんによるとスズキの販売店のスズキアリーナ久留米西の製品なのだとか。
なるほど。品質の良さは納得です。

5.jpg
ホイールはOZのスーパーツーリズモWRC。
私もST-165セリカにOZ Rally Racingを履かせていました。
ST-185の後期からはターマック用にOZ CRONOが出てあちらも人気になりました。
WRカーをイメージした車にはピッタリのホイールですね。

7.jpg
中もとてもスポーティです。
レカロのフルバケは実は腰にもやさしい。(私もSP-G一脚倉庫に眠っています)

ぜひまたご来店下さい。