従来の清酒とはひと味違う、こだわりの熟成酒
「Trad & Current」 直訳すれば「伝統と流行」。相反する二つの要素を兼ね備えたお酒です。伝統的な酒造りといえば、ひとつに生もと造りがあります。
現在の速醸もと造りは乳酸を添加する造りで、現在の清酒の99%以上はこの造りです。一方の生もと(きもと)造りは、乳酸が自然に生成されるのを待つ造りです。
麓井は親戚蔵の初孫と同じく生もと造りが得意な蔵元です。しっかりとした芯の通ったお酒はまさしく清酒本来の伝統の味。それを二年以上熟成させて瓶詰めしました。
この二蔵元の酒は熟成させてこそ旨味が出てくる傾向があり、まろやかさと飲み口の良さがバランスした銘酒が数多く存在します。
斬新なラベルデザイン
リンゴを思わせるような香りと甘味、それが上手にバランスしたお酒です。ほんのりとろみがついた酒質は繰り返し飲みたくなります。
女性や清酒が苦手な方にもお薦めできる酒ですが、アルコール度数の高さが想像できません。ちょっと危険なお酒かも。(^^;)
ラベルデザインも美しく、名だたるヴィンテージワインと並べても見劣りしないのでは? というのは褒めすぎでしょうか? (^^;;)
一度飲まれた方からのリピートが多いお酒で、頒布会用に一度きりの入荷でしたがご好評につき再度入荷いたしました。
機会を逃した方ははぜひどうぞ。
・IWC SAKE 純米酒の部
2011 SILVERメダル受賞
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