杉勇を代表する大吟醸酒
由緒ある伝統を受け継ぎ、流行に流されない酒造りをしてきた蔵元、それが杉勇です。
延年の舞は、この地に代々伝わる文化を酒の銘柄に冠したお酒で、杉勇の中でも最高峰に位置する大吟醸です。
鑑評会出品酒も兼ねているため、まさに蔵元の技術の粋を集めた大吟醸と言えます。
香りは穏やか、深みと旨味が感じられる大吟醸
最近の酒造りの流行は、とにかく香りが華やかなもの、そして甘みがあり、軽い傾向の酒質です。
その観点から見るとこのお酒は異端です。香りは穏やか、そしてやや辛口、旨味がしっかりとあり芯の通った酒質です。
以前は、この延々の舞のような吟醸も少なくなったのですが、近年では貴重な存在となりつつあります。
流行のお酒のようにインパクトは小さいので、一口目では物足りなく感じるかもしれません。しかし、口の中に入れて転がしていくと旨味が現れ、そして奥深い香りが引き出されてきます。
香りのバランスが良いため、杯を進めても飲み疲れはありません。
じんわりと美味い、酒通も満足の大吟醸です。
蕨岡延年の解説
上蕨岡は、明治初年まで蕨岡上寺と呼ばれており、東北の霊峰である雄大な鳥海山の山麓に位置し、丘陵の上にひらけた70戸ほどのささやかな集落である。鳥海山登山口の一つでもあり、かつての国幣中社「出羽一ノ宮」大物忌神社蕨岡口ノ宮が鎮座している。
蕨岡口ノ宮のすぐ近くにある真言宗の竜頭寺では、本尊に鳥海山本地仏の薬師如来像をまつり、住職は口ノ宮別頭学頭職をつとめてきた。従って寺院の芸能である延年が行われてきたのである。
蕨岡延年の由来は定かではないが、「陵王」、「納蘇利」の舞に用いる素朴な木地の黒い仮面は、舞能面を模したもので鎌倉期の作と見られている。おそらくは、この遺品が舞の歴史の中を裏付けるものであり、中世の芸能であるといわれている。
※「蕨岡延年」の名称は、昭和61年11月に開催された第36回全国民俗芸能大会に出演した際に、山形県文化保護審議会委員 丹野正先生によるものである。
※画像および商品説明文は実際に弊社スタッフが唎き酒し全て自社で作成しています。
無断での引用・改変・転用は固く禁じます。
このお酒の成分
原料米 | 山田錦 |
---|---|
精米歩合 | 35% |
酵母 | 山形酵母 |
日本酒度 | +4 |
酸度 | 1.2 |
アルコール | 16〜17% |
補足情報
飲み頃温度 |
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保管方法 | 冷蔵 |
化粧箱 | 専用化粧箱付き |
在庫 | ほぼ常時在庫 |
おすすめの発送方法 | 夏期クール便推奨 |

720ml 3,461円
※化粧箱・発泡スチロール箱は当店販売品への使用に限らせていただきます。
箱のみの購入や購入本数を超える箱の購入はできません。
画像をクリックすると大きな画像でご覧いただけます。
お酒のビンの形状等でご指定の箱に入れられない場合があります。
杉勇 大吟醸 蕨岡延年の舞の感想
全部で4件の感想があります。
2021年 7月13日
木川屋様、
わざわざのお気遣い、大変ありがとうございます。
では、お言葉に甘えて「杉勇 大吟醸 蕨岡 延年の舞 720ml」を追加注文させて下さい。以前夏純が大変おいしかったので、非常に楽しみでワクワクします。
よろしくお願いいたします。
ご連絡ありがとうございました。
2018年 12月 3日
今野様
おはようございます。
ご連絡ありがとうございました。
本年の夏期休暇で山形を訪れた際に購入しておいた『杉勇 大吟醸 蕨岡延年の舞』を昨夜飲みましたが、あまりにもおいしくて本日注文させていただきました。
のし袋は一本ずつで構いませんので、化粧箱は不要です。
どうぞよろしくお願いします。
それから、一点お尋ねさせてください。
平素より御社から案内メールを頂いておりますが、IDやパスワードを失念しておりましたので、先ほどWebページからこれらの情報が不明な場合に関するアイコンをクリックしました。しかし、どうも僕のアドレスが登録されていないようでした。しかし、メールは普段から頂いておりますので、???という感じです。
差し支えなければ、ご確認いただけますでしょうか。
2017年 6月19日
杉勇 大吟醸 蕨岡延年の舞の以前の感想は・・・山田錦を使った酒の好きな私ですが・・・
あまり好きな味わいでは無く、杉勇のイメージは良く無かった。(以前の私の舌での感想です)
杉勇 純米大吟醸 出羽燦々40・・・
冷蔵庫から出してすぐの冷えた温度の風味は甘み・香り・甘み・等は感じられませんでした。
しかし、ゆっくり(私が酒に弱いだけで、たった一合半です)飲み続けている間に、冷たさ
は無くなり、《やや冷》状態になってきました・・・すると風味ががらりと変わり、味わいに
変化が!・・・軽く香る風味、円やかさ、軽い甘さ(飲んだ後に唇に残る感覚・・・綿飴の甘さの感)
要するに軽く飲める優しいお酒でした!
パッケージも素晴らしい!・・・味わい、価格からしたら凄い!!!
《出羽燦々米》との出会いは【栄光冨士の熟成原酒出羽燦々】でした、《山田錦米》の様に
精米35%のお酒が各酒造メーカーが醸れば良いのになぁ!
2014年 12月 2日
お知らせありがとうございます。
もともとは、親戚が杉勇さんから送ってくださり、このお酒を知った次第です。
知人へのお歳暮の品で別途買い求めたく、
昨年より木川屋さんから購入させていただいております。
毎年確認していたわけではないのですが、いただいていた物の製造年月日は
その年の12月等になっていたため、新酒という意味と考えておりましたが、
今回の木川屋さんのお話、勉強になりました。
昨年木川屋さんから購入したものも、比較的新しい製造年月日のものだったと記憶しています。
お正月用の贈答品ですので、もし比較 的新しい製造年月日のものがあれば
そちらをお願いしたいと思っております。
お手数おかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
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