雪女神を使用して連続金賞受賞
酒造りの中でももっとも権威のあるコンテスト、それが全国新酒鑑評会です。
鑑評会は山田錦ではないと金賞は獲れないと言われ、
一時期は山田錦の部門とそれ以外の米の部門とに分けられたことさえありました。
現在もその山田錦の強さは続いていますが、竹の露は敢えて山形県の最高級品種である雪女神で
鑑評会に挑んでいます。
そして山形県内で初めて雪女神での金賞を獲得し、
その後も連続して雪女神で金賞を受賞するという快挙を成し遂げている蔵元です。
鑑評会の酒はYK35(山田錦・協会9号系酵母・35%精米)の組み合わせのものが多く、
竹の露は33%の精米歩合で出品しました。
しかしこの33%はただの33%ではなく真正精米歩合での33%精米です。
真正精米歩合とは、どのくらい精米したかを玄米と精米後の米の重量で計算する一般的な精米歩合と違い、
精米後の白米の千粒重(kg)/玄米の千粒重(kg)×100で計算されます。
つまり、きちんと精米できた米の重さだけを計測するという、
たいへん正確で厳しい数値での精米歩合となります。
早速飲んでみました
まずはこの箔押しの美しいラベルに目が奪われます。
デザインも素晴らしいですね。
グラスから漂う上立ち香もたいへんフルーティです。
こういう香り高いお酒はワイングラスで楽しむのもおすすめです。
はい。実はこのお酒は「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2022 金賞受賞酒」にも
選ばれています。
高度な精米歩合を感じさせる、透明感あふれる口当たりで、スッと喉に流れ落ちていきます。
ほどよい熟成感もあり、まろやかで旨味と甘味が感じられる酒質に仕上がっています。
雪女神を知り尽くした竹の露の純米大吟醸を是非お楽しみ下さい。
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