山形県を代表する酒米
2015年(平成27年)に満を持して登場した山形酒104号こと雪女神。
この酒米は山形県の酒造りの悲願でもある、山形県オリジナル品種の最高級クラスの酒米です。
この酒米が目標とするところは、誰もが認める酒米の王様「山田錦」を超えることです。
雪女神も山田錦の血を引いていますが、出羽燦々(純米吟醸クラス)からスタートし、出羽の里(純米クラス)と2つの
山形県オリジナル酒米がリリースされ、一番上のクラスを担うべく登場したのが雪女神です。
では何をもって「山田錦を超える」のでしょう?
いろいろな側面がありますが、そのうちの一つが全国新酒鑑評会で金賞を獲ることです。
雪女神で7年連続金賞
山田錦でなくては金賞は獲れないと言われるようになってからずいぶんと時間が経ちました。
山田錦一辺倒を危惧して鑑評会が山田錦のみ部門と、山田錦とそれ以外の米を混合または単体で使う部門ともに
部門をわけて開催されたこともあります。
そんな中、竹の露では平成27酒造年度から7年連続して、雪女神で金賞を獲得しています。
これは山形県内の酒蔵では他に例がなく(そもそも雪女神で鑑評会に挑戦している蔵がほとんどいない)
たいへんな快挙であると言えます。
雪女神の特性をよく理解し、巧みに醸しあげる蔵元が竹の露です。
香りは鑑評会にも使用される米だけあって、開栓時からたいへんフルーティでバナナを思わせる甘い香りが広がります。
華やかでわかりすくインパクトのある味わいは、多くの方に良さがおわかりいただける素直な酒質です。
IWC SAKE 純米大吟醸の部
2018 GOLDメダル受賞
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