今年の作業はここまでで終了。
完成は来年1月末の予定です。
乞うご期待〜。
左官工事仕上げ
今日も引き続き左官工事です。
しっかりと屋根と壁も出来上がりました。
壁のボードはまだ取り付けられていませんが。
屋根の雨樋も付きました。
この日が鈴木左官さんの仕事納めの日でした。
年内になんとかしたいとこのことで、夜10過ぎまで作業されていました。
ご苦労様です。_(__)_
床の左官工事
外壁、屋根がだいたい完了したところで、コンクリートミキサー車登場
そうです。今日から中の床部分の左官工事になります。
内部は既に鉄筋が貼られていました。
この上にコンクリートが流し込まれます。
ここは建物正面に向かって右手の冷蔵室と冷凍室の部分です。
こっちは建物中央の醪(もろみ)部屋。一番奥は休憩室です。
左奥は酒造場です。
屋根瓦終盤・左官屋さん再登場
壁も内側のボードはだいたい張り終わったようです。
屋根瓦も仕上げ? というか固定作業に入っています。
コンクリートも来ました。
瓦と壁が出来てくると建物らしくなりますね。
今日からまた左官屋さん登場です。
今度は建物の中の床の部分を作ってもらいます。
石垣先生来店
壁もできあがってきました。
サッシも到着〜
そしてなんと、研修でお世話になった山形県工業技術センターの石垣先生がお見えになられました。
どうなってるのかちょっと見に来たとのことです。(^^;)
この時点でこの部分は麹室に使用を考えていたのでこのようになっていますが、手前の壁は後から取り除かれて右側の壁のみ作ることにしました。
このスペースでは200Lタンクがその間隔を通れないことが判明したのと、麹室を作るならあとから壁を作っても遅くはないからです。
瓦は中央部分(一番高いところ)に取りかかっています。
職人さんの詰め所も出来上がりました。
職人さんが作業中。
瓦その2
今日も瓦を敷いていく作業です。
ずいぶん進みました。
柱どんどん追加。瓦も登場
屋根にシートを貼り始めました。
だんだん形になってきましたね。
こんな感じで丁寧にシートを貼っていきます。
梁は結構太いです。アングルなどもきちんとしています。
だいたい出来上がってきたのかな?
瓦が到着しました。
はしごのようなレールで瓦を上に運びます。
これって便利ですよね〜。
引き続き建築中
屋根は出来上がりましたが、中のほうはまだまだなので今日も作業です。
上棟式
今日は屋根まで一気に完成させて上棟式を行います。
大工さんがんばって〜。
カメラを用意したときには、すでに柱はあらかた終わって、屋根の組み立てに入っていました。
あっという間に屋根も完成。(^^;)
間の画像を省いているのでそう思えるだけですが。
でも実際にどんどん組み上がっていきました。
破魔矢が立てられました。
いよいよ上棟式ですね。
近所の方や中学生(となりが中学校なので)も集まってきました。
四隅に塩や米をまきます。
その後、棟梁と大工さんがかけごえとともに釘を打ちます。
ちょっとかっこいいです。> 棟梁
建設会社の社長や部長、大工さんたちとみんなで屋根の上に登ります。
屋根は結構急なのでちょっと怖いです。
この後、餅と五円玉をまきます。
餅まきはたのしかったのですが、夢中になって撮影を忘れてしまいました。(^^;)
山居倉庫店のスタッフ石橋も子供連れで参加。
ただいま産休中で、もうすぐ兄弟が増えます。
お兄ちゃん面倒見てね。
時間が早くはじまってしまって、餅撒きには間に合いませんでした。
ごめんね。
柱を立て始めました
いよいよ基礎に柱を組んでいきます。
建物らしくなっていきます。
どんよりした天候の中、大型のクレーンが登場
材木は全て機械で正確に切られているので、それを積み木のように組み立てていきます。
現場で木を削ったりなんてことはほとんどないようです。
うぃ〜〜ん、おーらいおーらい
もういっちょー。
柱だけでなく、梁も出来てきました。
出来上がっているのを組み付けていくのでどんどん出来上がっていきますね。
足場構築
配管作業と並行して足場が組まれていきます。
パイプとジョイントを組み合わせていくのですが、慣れた手つきでどんどん組まれていきます。作業が早いです!
外枠はほぼ終わり、明日には足場が全て完成しそうです。
配管工事も順調です。
配管作業
基礎の外枠が出来上がりました。
今日は排水などの水道工事の配管作業です。
ポンプで溜まった水を吸い出しながら行います。
これらのパイプを地下に埋め込んでいきます。
醸造室にも排水溝が必要ですし、冷蔵室と冷凍室もあるのでそちらにも敷設します。
午後からは足場を組むようです。
足場の材料が搬入されてきました。
基礎工事 型枠取り外し
カメラの露出を誤っていたようで、真っ白く画像が飛んでいます。
ご勘弁を。_(__)_
固まったので型枠を取り外します。見事な基礎が出来上がっています。
基礎の外枠が出来上がりました。(^^)
綺麗ですね。中のコンクリートはまだです。
枠が出来上がったので、いよいよ建物の建築にとりかかります。
基礎工事 乾燥
乾燥するまで一休みです。
基礎工事 基礎の壁部分
今日も基礎の工事です。
基礎の下の部分ができたので、型をはめて今度は上の部分に取りかかります。
左官屋さんは酒田の鈴木左官さんです。(^^)
丁寧な仕事でたいへん信頼できる左官屋さんです。
このように型をつくって、中に鉄筋を入れてコンクリートを流し込みます。
最近のコンクリートは以前に比べて乾くのが随分早いのだとか。
雨が降っていて硬化していくのだそうです。
基礎工事 生コン
今日はコンクリートを型に流し込みます。
鉄筋を敷設したあとに木でコンクリートを流し込む型(木枠)が作られていました。
コンクリートミキサー車からオレンジの大きい器にコンクリートが流しこまれます。
それをクレーンで吊して運びます。
いまの建築は重機や工作機械など、ずいぶん機械化が進んでいるのですね。
それを大きなクレーンでつり上げて移動させます。
建築するのは小屋のような小さな建物(^^;)ですが、それでも建物にはかわりがないので、結構おおがかりになっています。
基礎工事 鉄筋登場
青いトラックに載せられているのは基礎に使う鉄筋です。
一通り敷地の土を掘り起こした後に、鉄筋を敷設していきます。
仕事とはいえ、雨風のなか頭が下がります。
左官屋さんご苦労様です。
基礎工事 掘り起こし
生憎の雨ですが、基礎工事は着々と進んでいます。
地面を掘る作業は順調です。
どんな建物になるのかはお楽しみ。
酒造場建築着工! 基礎工事開始
ついにどぶろく酒造場建築に向けて工事が始まりました!
当初は山形銀行大石田支店のような二階建てが目標でしたが、案の定予算の都合(^^;)で一階のみの平屋に決定。
まずは今日から基礎工事です。
完成は1月末の予定です。
お楽しみに〜。
地鎮祭
この日は地鎮祭がありました。
神主さんを招いて行うわけですが、天気がひどい!
台風か! というくらいの荒れ模様です。(^^;)
神はお怒りか!?
鎮まりたまえ〜 (-人-)
準備もたいへん。雨がっぱ着用です。
うーん、こんな天気でやりたくないぁと思っていたら、始めるときだけ風が止みました。
おお、神よ。(^^;)
寒いですが、嵐のような天候よりはマシです。
はらいたまえ〜、きよめたまえ〜
社長が柏手をうちます。
続いてみんな柏手をうちます。
ぱん、ぱん。
最後にみんなで御神酒を飲みました。
みんなで記念撮影。
この後すぐに店内に逃げ帰りました。
風邪ひきそうな天気でしたが、なんとか無事に終わりました。
奥羽自慢 蔵見学
先日、柿でお世話になった奥羽自慢に蔵見学に行ってきました。
社長は何度かお邪魔したことがあるのですが、私と妻は蔵見学は今回が初めてです。
案内してくださったのは奥羽自慢杜氏の佐藤勝さん。
たいへん気さくな方で、丁寧に蔵の中を案内して下さいました。
釜場です。昔ながらの甑を使っています。
だいたいの造り酒屋さんは蔵に入ってすぐのところに釜場がありますね。
こちらは放冷機です。
建物は非常に古く、歴史がある建物です。
上の部分の梁の太さが半端ではありません。
奥羽自慢のある櫛引町は庄内地方の中では豪雪地帯です。
冬期間は造りもそうなのですが、除雪も一仕事だそうです。
こちらはお酒のダミー一覧。
もう絶版になったお酒もあります。
。
造りは小さくとも鑑評会の金賞受賞常連蔵の奥羽自慢。
やっぱりサーマルタンクは必須です。
こちらは槽(ふね・しぼりの機械)です。
佐瀬式を使っています。
鑑評会用のお酒はもちろん雫採りです。
二階の部分は酒母室(もと場)になっています。
二階がもと場になっている蔵元も多いですね。
ここには痛んで使えなくなってしまった
麹蓋(こうじぶた・麹を作る際に使用される道具)も
たくさんあります。
もと場の足下の床をとれば、下の仕込部屋のタンクがすぐに見えます。
これだと作業は楽ですね。
通路でパチリ。
たいへん風情のある蔵元です。
屋根はかやぶき屋根です。
最後は勝さんとツーショット。
またお邪魔しますのでよろしくお願いいたします。
今造りも美味しいお酒、期待していますよー。
奥羽自慢の美味しい柿
以前から当店で内緒で発送していた柿。
食べた方からのリピートが多いので、ネットでご案内することにいたしました。
まずは取材です。
蔵元の事務の方が畑をご案内してくださいました。
ありがとうございました。
もいですぐの柿がこれです。
今年の柿は美味しいです!
青空とのコントラストが綺麗ですね。
歴史ある蔵元の外観です。
たいへん風情のある、そして蔵元も蔵人も営業の方も温かい方ばかりです。
帰りはたいへん綺麗な夕焼けでした。(助手席の妻撮影)
1800mlコース 売り切れます
大好評の木川屋オリジナル地酒頒布会ですが、1800mlコースは残り口数が数口の状態です。720mlコースはまだ大丈夫なんですが。うーん、募集開始からまだ一週間くらいなんですが....。(^^;)
みなさん楽しみにされていたのですね。
どうもありがとうございます。
これから、新規のお酒や特産品のご案内が続きますので、待っていてくださいね?。
第18回 木川屋オリジナル地酒頒布会 会員募集開始!
やっとお酒が全部そろいました。
年に二回だけの超人気企画の第18弾です。
この企画ももう10年近く続いているんですね。
驚きです。
今回も苦労しました。米鶴の9年熟成酒は予定本数に足りなかったのを、蔵元のご厚意でわけていただけましたし、松嶺の冨士の金賞受賞酒は蔵にあるお酒、全部いただくかたちになってしまいました。
他の蔵元にもいろいろわがままをいって、特注品や限定品を出していただきました。本当にありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。
案内前から多数のお申し込みをいただいておりましたが、案内後もたくさんお申し込みきています! 本当にありがとうございます。
年に二回だけのお客様感謝企画のお得な内容ですので、この機会にどうぞご利用下さい。(^^)
ちょっと肩の荷がおりました。(^^;;)
どぶろく米 刈り取り!
どぶろくを製造するにあたって、農業を始める必要があるのですが今日は契約して自家栽培した米を刈り取りに行ってきました。田んぼは酒田市の山間部(旧松山町)の佐藤さんと契約したものです。
奇麗な沢水が流れ込み、美味しい米が獲れるところを厳選してこの田んぼに行き着きました。
品種は「ひとめぼれ」です。
雨天で二日間順延になりましたが、この日は快晴!
稲も「早く刈り取ってくれー」と頭を下げています。(^^)
まずは当店社長、農業者(^^;) 高橋 昭夫が鎌で刈り取り。
次にきき酒選手権酒田大会で唯一全問正解で優勝した、木川屋スタッフ古家が刈り取り。
続いて外人部隊参上!
いとこのアラン(日本語が上手)が刈り取り。
アランのフィアンセのベスも刈り取り。
なんとベスのお母さんまで刈り取り。
みなさん鎌を使うのは初めてでしたが上手でした。
さてここからは文明の利器「コンバイン」の登場です。
籾殻はこの大きなタンクに入れて、その後良い米・悪い米に選別します。
みなさまにお届けする「どぶろく米」はもちろん一番良い米です〜。
選別した米はこの保冷庫で大事に保管。
お届けするのは精米したての美味しい米です。
みなさんお疲れ様でした〜。
神様 来店
神様...じゃなかった、
今日は東北泉の若き杜氏、神(じん)さんがご来店。
麗しき女性を連れてのご来店でしたが、きくところによると彼女、なんと蔵人(くらびと)なんだそう。
三重の「るみ子の酒」の蔵元で働かれて今年で二年目なのだとか。たしか蔵人のほとんどが女性の蔵です。男尊女卑なんて時代ではありませんが、酒造りは男でも体力的にキツい仕事。
すごいです。がんばって。(^^)
だんだん造りの時期も近づいてきましたものね。
そうそう、頒布会の特注品ですが、神杜氏から面白いお酒をご案内頂きました。決定し次第お知らせいたします。
あー、せっかくお二人ご来店下さったのなら、写真撮っとけば良かったなぁ。
今度は蔵元の方お見えのときは写真撮って、「どぶろぐ」のネタにしますので、覚悟して下さいね。(^^;;)
修了証書をいただきました
今日は技術センターへレポートの手直しです。
誤字脱字・文体がバラバラなど、しばらくこういうレポート書いていないと、なかなかちゃんと書けませんね。
そういえば技術者のときは議事録をよく書かされました。今考えると、あのとき部長にいろいろ細かくチェックされたのが役立っています。あのときは面倒くさかったけど。(^^;)
I部長お世話になりました。
あ、取締役になったんだっけ? うーんすごいなぁ。
一所懸命なおしたご褒美ではありませんが、とうとう頂きました。
ありがとうございます。
でもこれってほんとにスタートなんで、これからもわからないことがあったら、センターに電話させて頂くと思います。
どうか今後ともよろしく御願いいたします。
みなさんお帰りは気をつけて
一昨日あたりから帰省のお客様が連日たくさんお見えです。本店も支店もお陰様で大忙しです。毎年恒例の方、ネットで調べてご来店のお客様、ガソリン高騰のさなか、本当にたくさんのご来店、誠にありがとうございます。
車でお帰りのお客様は特に気をつけて。
無事に戻って美味しいお酒をお楽しみ下さい。
木川屋営業部長
当店の営業部長の夏バテ写真を公開!
ご来店頂いたお客様にはおなじみの、「なし」です。
「ちょこ」はまたの機会に公開。
え〜、死んでいません。(^^;) 生きています。
体型があれですが、お腹に子供はおりません。
(オスです)
やっぱり死んでいません。生きています。(多分)
床に落ちて...いや、寝そべっています。
のびました! やっぱり生きています。
また意識が...。
何見てんだよー!
おしまい。
8月3日の暑気払いの様子
すっかり枝豆関連で更新が遅れてしまいましたが、8月3日に山形県工業技術センター生活技術部の暑気払いにお呼ばれしましたので、のこのこと酒田から参加させて頂きました。
山形の酒業界の重鎮、小関先生ももちろん参加。
お隣は同じORT研修生の後藤さん。
今回はORTどぶろく研修生は後藤さんと私だけ。
みんな来ればよかったのに。
たのしかったですよねー。後藤さん。
一次会は焼き肉屋さんです。工藤先生はカメラを向けると必ず目線をくれます。
手前は生活技術部部長! 当然飲んでます。
向かい合っている松田さんに説教しているのではありません。
色男で有名な石垣先生です。
目を閉じて自分に酔っているわけではありません。
奥は生活技術部のアイドル女史です。
なんて素敵な笑顔なんでしょう。
満面の笑みとはこういうことをいいます。
私も一緒にパチリ。(向かって右端)
左端のさわやか青年も生活技術部の方です。
二次会会場で妙になれた手つきでタンバリンを操る工藤先生。
目が逝っちゃってます。
男性二人で何かいやらしい話をしているのではありません。(^^;)
ということで、楽しい宴会でした。
工藤さんは、酔いが回って苦しんでいる私を介抱も解放もしない罪な人です。(^^;;)
また一緒に飲みましょうねー。
P.S.
普段はみなさん真面目です。(当たり前^^;;;)
小関先生の真剣なまなざし
https://www.kigawaya.com/doblog/index.php?itemid=16
石垣先生の真剣なまなざし
https://www.kigawaya.com/doblog/index.php?itemid=40
工藤先生の真剣なまなざし
https://www.kigawaya.com/doblog/index.php?itemid=12
ということで一応フォローです。
アルコール度数・酸度計測
今日は出来上がったどぶろくのアルコール度数・酸度を計測します。
まずは石垣先生が見本をみせてくださいました。
先日分離したどぶろく(清酒)をバーナーで暖めます。アルコールが気化しますのでそれを冷却して集めます。はい、いわゆる蒸留ですね。焼酎を造るのと同じ行程です。
収集したアルコールです。よくみると線のようにゆらゆら揺れ落ちているアルコールが見えるのですがわかりますか?
浮標を使ってアルコール度数を計測します。これはガラスで細くて割れやすいので細心の注意をはらう必要があります。結構価格、高いんですよ。シリンダーの中に浮標が浮かんでいるのがわかりますか? 上の細い部分に目盛りがありますので、そこでアルコール度数を計測します。
次に酸度を計測してみましょう。
清酒中の酸はコハク酸、乳酸を主体とした有機酸類で、そのなかの遊離している有機酸の総量を表わします。測定方法は検体10mlを中和するのに要するN/10水酸化ナトリウム溶液の適定ml数で表示してこれを酸度といいます。
少しずつ溶液を入れていくと色が変わり、真ん中のフラスコのように黄色くなったら中和された状態です。このくらいの色合いのときの数字を計ります。
実際の税務署への申告の際に、アルコール度数の計測は必須になりますから、こんなに本格的でないとしても最低限似たような設備は必要になります。うーんたいへんだなぁ。
P.S.
えーど、このぶろぐをご覧の方で、「どぶろくを売って下さい」というありがたーいメールを頂戴していますが、まだ試験醸造で、免許も交付されていませんので販売できません。(^^;)
販売までは険しい道のりですが、なんとかひとつひとつクリアしていこうと思いますので、長く、温かい目で見守ってください。(^^;;;;)
大石田町のスイカ名人 井上さん訪問
ということで、山形銀行の那須支店長とともに伊藤支店長のご案内で井上さんの農場にお邪魔してきました。
ご挨拶もそこそこに、いきなりお母さんがスイカを切り始めました。あのー、まだなんにもお話ししていませんがー。(^^;) 食べればわかるということなんでしょうか。
この方がご主人の井上さん。スイカ作りなんと35年の大ベテランです。大石田町は昔からスイカ作りが盛んで、古くは終戦直後から三輪車(オート三輪?)で新庄あたりまでスイカを売りに行っていたそうです。尾花沢のスイカの元祖が大石田のスイカのようです。
おもむろに取り出したのは糖度計。今年は長雨のせいで、スイカの出来は今一歩ということでしたが、それでもなんと糖度が14%もあります! (@_@)
驚きです。
食べてみると、やっぱり甘ーい。旨ーい。
いやこれ、ほんとやっぱり美味しいですね。
食べればわかるんですね。
出荷を待っているスイカ。画像だと大きさわかり辛いですが、かなり大きいです。一玉10kgくらいありますよ!
中央で出荷作業をがんばっておられるのは息子さん。
後継者もばっちりなので、今後ますます期待できます。(^^)
しかも、息子さんには既に息子さんが! スイカのようにまんまるのかわいい男の子でした。
今度は畑をみせて頂きました。これがスイカ畑です。白い○の中にスイカがあるのですが、わかりますか? このあたりはたいへん水はけの良い土地で、今年のような長雨でも、問題なかったそうです。雨の量は大丈夫なのですが、一番困ったのが日照だということでした。
こんな感じで葉っぱがたくさんないと駄目なのだそうです。スイカ畑にいって、スイカがすぐに見えるということは、それだけ葉っぱが少ないということなのだとか。甘くて美味しいスイカは葉っぱが青くて元気が良いのだとか。なるほど、この画像の葉っぱがまさしくそれですね。(^^)
この方が井上さん。大石田のスイカ男です。正面から写真を撮らせてくださいとお願いしましたが、照れ屋さんでだめでした。(^^;)
こちらが井上さん一家、息子さんのお嫁さんはミス尾花沢? 大石田? 花笠? うーんなんだっけ? (^^;) とにかく、なにかのミスを受賞されたべっぴんさんです。
多分来年から井上さんのスイカをみなさんにご案内することになると思いますので、楽しみにしていてください!
最後になりましたが、ご案内してくださった山形銀行大石田支店 伊藤支店長、山形銀行若浜町支店 那須支店長。本当にありがとうございました。(^^)
山形銀行大石田支店
いつもお世話になっている山形銀行の支店長お二人が、よいスイカ農家を紹介して下さるということで、大石田町の山形銀行で待ち合わせです。
この建物...いいなぁ。でもなんか見た覚えがあるなぁ...。
そう、今社長が構想しているどぶろく製造の建物のイメージにそっくりなのでした。
もちろん、当店が考えているのは建物はこんなに立派ではありません。プレハブに毛が生えた程度なので...。
あくまでイメージです。イメージ。(^^;)
女鶴もち加工組合見学
今日は朝5:00起き(T^T)で上喜元の高橋さんの紹介で女鶴もちの加工所に蒸し器の見学に行ってきました。
酒田近郊の田園地帯の女鶴地区ですが、ここの餅米は絶品で、皇室御用達だったりします。お餅やいろいろな加工もしているので、見学させて頂くことになりました。実際にどぶろくを造るとなると蒸し器が必要になるからです。
蒸し器を見る社長(白い服)。帽子を被られているのは組合長さんです。全て見学させて下さいました。ありがとうございました。
これは洗米機(米を洗う機械)です。
ここで美味しい餅や赤飯が造られています。
私達も帰りにできたての赤飯を頂いてしまいました。本当に美味しかった! 評判は伊達じゃないですね。今度はうちでも売ろうかしら。(^^;)
上喜元の高橋さん、朝早くから、アポイントとって頂いてありがとうございました。また快く施設を見学させて下さった、女鶴もち生産組合の皆様、本当にありがとうございました。
遠心分離
本日も工業技術センターです。
今日は出来上がったどぶろくを濾します。
ここで「ん!?」と思った方は鋭い!
どぶろくの定義を説明させていただくと、普通の清酒と違う点は唯一、出来上がった醪を「濾さない」ものがどぶろくです。
ということで、どぶろくは既に出来上がっているのに、どうして濾す必要があるのか。それはこの工業技術センターの都合なのでした。
工業技術センターは清酒の試験醸造等の免許はありますが、どぶろくの試験醸造免許はありません。ですので、出来上がったどぶろくを濾して清酒扱いにするのです。
通常、清酒は薮田式(アコーディオンカーテンのお化けのような機械)や佐瀬式(押し槽とも呼ばれます)などで搾りますが、私達のは仕込みの規模が小さすぎるので遠心分離機で粕とお酒に分離します。
これが遠心分離機です。4つの入れ物が収納できますが、高速で回転させるためバランスを採る必要があります。それぞれ対角線上の入れ物の重さの誤差は1g以下にします。
遠心分離終了後はこうなります。
斜めになっているのが粕(というか固形物)です。
高速で回転させると、比重の違いから外側に固形物がいきます。
分離した清酒は別にとっておきます。
後でこれも分析機にかけて、アルコール度数などいろいろ測定します。
粕はこんな感じ。機械で搾った粕の場合は圧力をかけて搾りますが、遠心分離なのでかなりゆるゆるの柔らかい粕です。
分離して出来上がった清酒(?)は甘めでフルーティ。酸も高くてなんといったらいいのかな。清酒っぽくないです。ワインとも違うし...。
美味しいんですね。これが。私は好きです。あえていうと出羽桜の山形清々酵母を使った一連のシリーズに似ているかなぁ。
そういえば、仕込みも変形の二段仕込なので似ていますね。
test
testです。
この日から「どぶろぐ」スタートです。
ですので、この日より前の日記は回顧録です。
飯豊町 白川荘さんにお邪魔してきました
この日は工業技術センターで一緒に研修を受けている、飯豊町の白川荘さんにどぶろくの醸造設備を見学しにいきました。
飯豊町は山形県と新潟県の県境にある山深い町です。山形県では最も早くどぶろく特区に申請されて、一昨年から醸造に入っている山形県のどぶろく先進地です。
ここが白川荘。自然に恵まれた渓流のそばにある温泉宿です。
どぶろく醸造道具一式です。
必要な道具は全て見せていただきました。
結構ノウハウがたくさんあります。
この方が一緒に研修を受けている斎藤さん。やさしい紳士です。(^_^) いつも元気いっぱいの高橋さんと二人でどぶろく研修に来られています。
以前、醸造を担当されていた方が退社されたので、今度は斎藤さんが担当になるのだそうです。そのために、既に醸造はされているのですが、研修を受けられているのだそうです。
税務署に提出する書類のほんの一枚。この10倍以上の書類が必要になります。醸造し終わったらアルコール度数がいくつのものが何L出来て、それをどの容器に何本つめて、どこに置いて...とか全て帳簿が必要になります。
もちろん醸造に使うタンク等も全て登録がされます。廃棄した場合も同様です。つまり、どぶろく特区というのは、最低醸造制限リッター(6000L以上)がないだけで、酒造メーカーの手続き等と全く一緒なのです。
この作業はかなりたいへんで、斎藤さんの話では一人で全て行うのは無理ではないかということです。これもどぶろく醸造のひとつのカギになるかもしれませんね。
これが白川荘名物「どぶろくラーメン」
酒気帯運転にはならない程度のアルコールだそうですが、どぶろくの風味がしっかりあります。この辺りの名物の山菜とマッチして、「旨い!」
白川荘にお泊まりの際はぜひ食べてみてください。
白川荘のお問い合わせはこちら
ほかにもどぶろくが入った「どぶろくケーキ」や「どぶろくまんじゅう」もあります。
これも美味しかったです。(しっかりお土産を頂いてしまいました ^^;)
お返しに美味しい枝豆送りますね。> 斎藤さん
十一日目の醪
今日は技術センターです。
本日のメモ
「アルコールを感じる。泡はほとんどなく、米粒もほとんどない。ガスもおちついている。」
重量 4407g
少し落ち着いたようです。
さて、アルコール度数はどのへんまでいったでしょうか?
ということで、分析室でアルコール度数の計測です。
計測中の工藤先生
これがアルコール度数の分析装置。
うん十万円だそうです...。
こんなの高くて買えませんので、うちは浮ひょうを使って計測します。
それにしても「アルコメイト」って商品名もなんかすごいですね。アルコールとおともだち? 一歩間違えると「アル中」みたいな気もします。(^^;)
さて、アルコール度数は!
14.9%
でした。高過ぎー。
ほんとはもっと下のところで止めたかったのですが。
でも醪の感じからするともっと高くなりそうな気もします。
とりあえず醗酵はここでストップして(といっても火入れするわけでなくて、冷たいところに置くだけなので少しずつ進むと思いますが) 次回に遠心分離にかけることにします。
ということで、仕込み開始から約2週間で完成となりました。
十日目の醪
本日のメモ
「泡立ちが少なくなる。アルコールの匂いが強い。酸味あり」
本日の重量4428gです。
紅秀峰
もう何年も取引が続いている木川屋のさくらんぼ契約農家、須貝さんから「紅秀峰」が届きました。これは山形県が大将錦に対抗して作った佐藤錦をも上回るほどの高級品です。
大将錦はやや皮が固めで甘味がたいへんあり、酸味も多いのですが、これはやや佐藤錦に近い感じ。もちろん甘味も最高です!
ほんっとに美味しい!!
多分来年からはご案内することになると思います。
ひとつの粒がこんなに大きい!
さくらんぼが大好物の人がめざとく発見!!
早速食べています。
試食の反応は上々! 来年はたぶんご案内開始だと思います。美味しい試食さくらんぼ、ありがとうございました。> 須貝さん
九日目の醪
本日のコメント
「2〜3cmの泡の高さ。米粒はややある。酸の香りが強い」
重量は4452g
この日は現場に言っていませんが、高泡だったようですね。
八日目の醪
本日のメモ
「香り、アルコールの香り。醗酵が進んでいる。酸っぱい」
重量は4483gです。
醗酵が旺盛のようです。
酸っぱいのは炭酸ガスがだいぶ出ているからですね。
七日目の醪
今日は技術センターまで日帰りです。
醪の状態は良好です。
かえってこの辺でやめちゃったほうがいいような...??? (^^;)
度数は10%以下のほうがいような気がするんですよね。
香りはとても良いです。
吟醸香ですね。
本日のメモ
「よい香りがする。泡が発生している。泡の層は約1.5cm。粒がある。甘味あり。」
重量は4515gです。
こちらは醪の重さの減り具合(黒線)と、醪の設定温度(青線)です。
黒線は二本ありますが、酒米と飯米のそれぞれを明記しています。
やっぱりこういうふうに差が出るんですね。
酒米のほうが、ゆっくりと醗酵が進んでいることが伺えます。吟醸酒造りに必要な低温長期醗酵になっています。
六日目の醪
この日も斎藤さんが画像を送ってくださいました。
表面に小さい泡がでてきているのがわかりますでしょうか?
麹が作った糖を酵母が食べて醗酵しているのですね。
本日のメモ
「泡立ちが良い。醗酵が進んでいる。香りが良い。」
この日はアルコール度数の測定も行われました。
この時点でのアルコール度数は6.95%。
ビールよりもちょっと高いですね。
重量は4557gです。
五日目の醪
本日のメモ
「泡が活発に出ている。酒の香りがする。」
です。
重量は4606gです。
四日目の醪
この日は日帰りで工業技術センターです。
いやー、仕込んだ後から比べるとずいぶん溶けちゃった感じです。
香りは...まだかな。
こんな感じです。
上から覗くとこうです。
あー、お酒仕込んでるなぁという感じですね。
酵母は泡あり酵母です。
泡はまだですね。
月山新道のパーキングエリアからみえる湖の噴水。
すごい高さですね。
本日のメモは
「醪の色が黄色っぽい。少し泡が出ている。やわらかい。」
です。
重量は4651gです。
三日目の醪
次の日も画像を送ってくださいました。ありがとう斎藤さん。
たった一日でこれほどまでに変化します。
麹(こうじ)の力で米が溶けて糖化が始まっています。
本日のメモは
「粒がまだ大きい。ゆっくり醗酵している。醪はまだ固い。」
だそうです。
今日の重量は4681gです。
二日目の醪(もろみ)
留めを入れて、次の日を一日目とするとこの日は二日目。
研修仲間で、どぶろく造りの先輩である飯豊町の白川荘の斎藤さんが醪の様子をメールで送ってくださいました。
この数日間が醪が一番見た目状変化するので面白いそうです。
水分を米が吸ったのでこういう感じです。
横から見るとこうです。
楷入れ作業というと、蔵元ではデッキブラシのたわしの毛が無い版(といったら伝わるかな?)でやるのですが、なにせこのサイズです。さじで掻き混ぜて楷入れ作業します。(^^;)
1963.7ってのは1963年7月に製造された由緒あるビン...ではなくて、このビンの重量です。醸造の基本のひとつに重量の計測がありますので、予めビンの重さを書いてあるのです。
本日担当して下さった方のメモによると
「米はまだ粒が大きい。アルコールの匂いがする。」
だそうです。
この日の重量は4689gです。
撹拌したりすれば、スプーンに醪がついたりしますから、2gは誤差の範囲です。
一日目の醪
さすがにみなさん仕事をお持ちの方ばかりですし、私のように片道二時間半かかる人も居るので、醪の様子や撹拌などの作業は交代で行っています。
今日担当の方のメモによると
「米は固く粒が大きい。糠っぽい匂いがする。」
とのことです。
容器の重さを含めた重量は4691gです。
だんだん米が溶けて醗酵してガスになって出て行きますので、重量は軽くなっていきます。
留め作業終了
今日は米蒸して、水麹やって、留めの掛け米入れて、とりあえず仕込み終了です。
あとは醪の温度を明日から1℃ずつ上げてやって、ビンの中で麹がでんぷんを糖に変えて、それを酵母が食べて、アルコールと炭酸ガスが出来るのですねー。
並行複醗酵というやつですねー。
ということで、今日は酒田に帰ってきました。
もう眠くて眠くてたいへんでした。途中の道の駅でソフトクリーム舐めました。いい年こいて間抜けな気もしますがうまかった。(^^;)
画像とレポート整理しなきゃいけませんが、眠いです。
蒸しています。蒸気は強ければ強いほどよいのです。
蒸し上がったので中から出します。
蔵元の場合は量が多いので中に人が入ってスコップで掘ったりします。(釜堀といいます)
一応、放冷機も使いました。(^^;)
タンク1本あたりこれしか米使いませんが。
タンクに入れて、これで仕込み作業は終了です。
麹歩合とか仕込みの配合については内緒ということで。
本日の作業は前処理です
今日は明日使う、掛米の準備です。
洗米して、浸漬して明日の準備。
明日は蒸します。蒸し米を入れてとりあえず仕込み作業は終わり。
その後はなるべく技術センターに通って、もろみの経過をみながら温度を調整する醸しに入ります。
甑(こしき)は技術センターで先生たちが使っているのを使います。
手書きやPCに入力したテキストや画像、プリントとかいろいろ。
でもこれをまとめたら、Webの良い素材になりそうです。
夕方はさくらんぼ農家に久しぶりによりました。
今年のはいい! 空梅雨気味なのが良い方向に作用しています。
でもそろそろ受注締め切らないと...。
夜は飲みに来い! と言われたのですが、明日早いので退散してホテルで日記書いています。
お風呂入ってこよう。
みんなで仲良く洗米です。
「ちゃんと真面目にやってるか?」と小関先生登場
浸積(吸水)した米の重さを計る石垣先生
石垣先生はご出身が酒田の北隣の遊佐町です。
誰かに似ているんですよね。
俳優。結構いい男。あ、渡辺謙だ。(^^;)
明日はこの甑で蒸します。
シーズンまっただ中の農園にお邪魔してきました
木川屋は今年から
「どぶろく造り」
の事業をスタートさせることになりました。
先月から山形県の酒造りのメッカでもある、山形県工業技術センターで酒造り(どぶろく造り)の研修を受けています。
その工業技術センターのすぐ近くに須貝農園があります。
今まではさくらんぼの収穫シーズンのときは、超多忙なのでお邪魔しないようにしていたのですが、須貝さんのご好意で出荷作業風景と畑をみせて頂くことができました。
【急勾配にある畑とさくらんぼの収穫】
お邪魔すると、何やら部屋を飛び回っている小さい動物が。生まれたばかりの子猫でした。お母さんのおっぱいを吸っています。かわいいですね。
須貝農園の畑はたいへん急勾配な山にあります。
この山のおかげで、霜の被害などがなく、たいへん良質なさくらんぼが収穫できます。
畑のさくらんぼは、たわわに実っています。
赤い宝石とはよく言ったものですね (^^)
本当に綺麗です。
画像だとわかりにくいかもしれませんが、上の枝は結構な高さです。
4〜5mほどの高さがありますので、収穫作業は危険でたいへんです。
雨よけのビニールシートはさらにその上にあるのです。
収穫を行うのは、須貝さんご自身と70代の年配の方二名! かなりお元気な方なのだそうですが、プロとはいえ心配になります。(^^;;)
須貝さんはさくらんぼ栽培のスペシャリストです。この辺りのさくらんぼ農家の組合長もされていますが、本当にさくらんぼには精通しています。
色づきをよくするために葉っぱをたくさん刈ったり、薬剤などを使う場合もありますが、須貝さんの場合は、見た目よりも食べて美味しいかどうかに重点を置いています。
肥料や選定などに重点を置いて食味をあげることを目標に栽培されています。
地元でも有名なさくらんぼ農家なので、先日は地元のローカル局のニュースでも紹介されていました。(^^)
お邪魔したときに、須貝さんが
「母ちゃん、ビデオ木川屋さんに見せろ」
とお父さんが言ったのですが、お母さんが
「私、触り方わがらない」の一言で見ていません。(^^;)
(どうやら娘さんが担当のようです)
この画像、なんだかわかりますか?
これ、実は最高級品の大将錦です。
大将錦は実が佐藤錦に比べてやや固く、皮もぱりっとしているので、熟して糖度が上がってくるとちょっとしたことですぐに実割れしてしまいます。
こうなってしまうともちろん商品にはなりません。須貝さんの大将錦は大きい実ばかりなので、この実割れの損失率が本当に多いです。
駄目になってしまう実を取り除くと、実際に出荷できる数は50%前後、つまりなんと半分が駄目になってしまうそうです。(@_@)
貴重な貴重な宝石なのでした。(T^T)
【熟練の女性陣による出荷作業】
須貝さんのお宅のすぐ横にはさくらんぼの出荷作業所があります。
お父さん達が収穫してきたさくらんぼを、お母さんやおばあちゃん、お手伝いのおばさん達が一粒一粒丁寧にパックに入れていきます。
丸い穴が空いたシートは大きさを計るシートです。
須貝さんのサイズは農協サイズよりも大きめで出荷しています。
よくさくらんぼを並べて出荷されているのを目にしますが、あれは価格が高くなっていますが、中のさくらんぼは同じです。
贈答用などの見た目用に奇麗に詰める詰め賃分、品代が高くなります。
また隙間無くきっちり詰めるのでちょっとした衝撃でも痛みやすくなるようです。
須貝農園では、その日の朝に収穫した美味しいものだけすぐに出荷するので手詰め作業は行っておりません。
そうやって、やっとみなさんに出荷できるようになったのがこの箱入れです。
今年もたくさんの御注文ありがとうございました。
須貝さんご一家から、お客様にくれぐれもよろしくお伝え下さいとの伝言を預かってきました。
最後の1セットの出荷が終わるまで、美味しいさくらんぼをお届けできるように出荷作業をがんばっています。
当店も収穫以外の決裁や配送等の全て作業を請け負い、農園が美味しいさくらんぼの出荷にのみ集中できるように、協力してがんばっています。
来年もどうぞご期待ください! (^^)
今日は酒田、明日は山形
一時帰宅で、子供とお風呂に入りました。
明日も山形です。
泊まりです。
多分3時くらいに終わるので、その足でさくらんぼ農家に顔を出す予定です。ひさしぶりだなぁ。
仕込みは今日、添えを行いました。
酒母省略の変形二段仕込みです。
変形二段仕込みは、通常三回にわけて、仕込水・麹米・掛米を入れるところを、最初のときに麹米全量をいれて、次に掛米全量をいれる仕込みです。
酵母も入れました。明日は踊りで、その次は留めです。
明日は掛け米の洗米と浸漬です。
うむ−、これって酒造り知っている人しかわからないか。
仕込水に乳酸を添加しているところです。
麹米が入りました。
酵母が入ったビンです。コーラのビンみたいな大きさです。
底に酵母が沈殿しています。これは酒蔵も使っている山形酵母(吟醸酵母)です。これを仕込みに使います。
上澄みを取り除いて添加します。
冷水のプールに入れて、今日の作業は終了です。
泊まりです。いよいよ試験醸造が近づいてきました
これなんだかわかりますか? 明日使う麹(こうじ)です。
左が乾燥麹、右が技術センター特製の麹室で造った生の麹。
す。
使う米の量は僅か1kg!なので、仕込みに使う容器はこの梅酒のビンです。(^^;)
明日は朝早くから仕込みなので、今日は山形で講義を受けてビジネスホテルに宿泊中です。
あー、一人も暇だなぁ。
今日は泊まりで時間があったので、山形の酒販店仲間、酒の郷 吉田酒店の吉田 健一さんにご挨拶に行ってきました。
彼は私のひとつ下の年齢ですが、酒造りでは私の大先生です。
出羽桜山形l工場での酒造り研修。3年ほど続けて行ったのですが、彼には本当にお世話になりました。今の稼業を継がれる前は出羽桜 山形工場で麹造り(吟醸造りでもっとも重要)を10年も担当されていた方です。
久しぶりにお会いしましたが元気そうで何よりでした。どぶろく造りについてもいろいろアドバイスを受けました。ありがとうございま
今日も講義
今日も技術センター研修です。
こちらは講師の工藤先生。
幼少時代を酒田で過ごされたということで、親しみがわきます。
昨日のテーマは水と米、仕込みに使う水について詳しく行いました。さて、どこの水を使おうか。蔵元とのつながりが深いので、水の良さそうなところはある程度わかります。
この辺だと、やっぱり某所の伏流水ですね。
蔵元もこぞって使う水。当店もそこの水を使おうと思います。米はとりあえず飯米で。ひとめぼれにする予定です。
ある程度軌道にのったら、やっぱり酒米使ってみたいです。吸水とか管理がたいへんそうですが、奇麗に仕上がりますからね。よりどぶろくらしい飯米を使ったものと、酒米を使ったもの、いろいろ作ってみたいです。(きちんと数が捌けるかわかりませんが ^^;)
ゼロからのどぶろく。小屋もたてなきゃいけないし、蒸しを行う釜場や洗い場、もろみを置くスペースなど結構お金かかりそうです。小さいタンクや仕込みに必要な道具は蔵元から使ってないのを安価に譲り受けるつもりです。
果たして無事市販にこぎ着けることができるか!?
砂利が入りました
とりあえず駐車場としての機能は果たせるようになりました。
どぶろく製造に着手することになりましたから、今後、このスペースにどれくらいの大きさの建物を立てなければいけないのか、予算と必要設備と相談しながら検討しなければいけません。
本格的に講義が始まりました。
日帰りでした。今日から本格的な講義です。
といっても、醸造酒とは...とか、清酒とは...とか、そういうところから入るんで、ちょとだけ退屈でしたが、それでもまじめに聞いているといろいろ質問したいことが出てきますね。
ちょっと酒造りを経験したくらいで、全てが理解できているわけないのです。
工業技術センターは山形県の清酒造りの総本山。教えてくれる先生は普通であれば、一般の人が講義を聞くことなんてない研究員です。ここぞとばかりに疑問に思ったことはすぐに聞くことにしました。
教科書ももらいました。この本がまた面白いですね。
「麹(こうじ)が出来たときは栗香(くりか)がします。よくわからない人は先輩に教えてもらいましょう。」
とか書いてあります。
栗香、たしかに読んで字のごとくなんですが、私も造りの勉強で蔵に泊まり込んだりしなければどの香りなのかピンと来なかったかもしれません。
さぁ、どういう水を使おうか。たぶん軟水だと思いますが、どこから汲んでこようかな。どういう米を使おうかな。
いろいろ造りの設計を考えると、自分がまるで杜氏にでもなったかのようで楽しいです。どぶろくとはいえ、まともに作らなければ、酒にならないのでたいへんです。
ここで講義を受けて、仕込みの作業の一部も行います。
このような冷蔵の棚もあって、中には...
なんと、木川屋特注の地酒 山居倉庫が!
うむ−、研究されている。
今日は山形行き
疲れました。朝5時起きで行ってきました。
さて、今日は技術センターの各部署にご挨拶です。
所長にもご挨拶。
センター内をうろちょろしても怪しまれないようにするためです。(^^;)
出欠の名札も出来ました。
いよいよ研修が始まります。
お昼には酒田に戻ってきてすぐ仕事。
やっぱり眠くて1時間だけ昼寝。
日曜日は父の日なので、今週はかなーり忙しいです。
さくらんぼももうすぐ出荷だしな〜。
くたくたですが、仕事がたくさんでありがたいです。
今日はWカップ。もう眠くなってきたんですが、
ちゃんと起きていられるかな〜。
「ぶろぐ」を始めてみようかな?
すっかり更地になった隣のスペース。
ここに「どぶろく工場」(という名前の小屋 ^^;)を作ることを目標に、山形県工業技術センター通いをすることになりました。
これから二ヶ月、さくらんぼやだだちゃ豆のシーズンと重なり、かなり厳しいのですが、がんばって前進していきたいと思います。
Do Blog で「どぶろぐ」なんてダメですかね。(^^;)
「く」が「ぐ」なのは東北地方ということで...。
研修から、醸造、販売にこぎ着けるまでの苦悩を日記にするのもいいかも。
今のどぶろくの現状は、かつての「地ビール」と同じようです。簡単に飛びつくと大やけどするとか。
もちろん私達も作れば売れるなんて簡単なことは考えていません。今まで行ってきた、地酒の地方発送・長期熟成酒・地酒山居倉庫(PB)・オリジナル商品の開発・ネット販売・だだちゃ豆・さくらんぼ全て試行錯誤、苦労の連続でした。
他と違うことが大好きな変わり者の店ですので、こういうのはなれっこです。というか販売ルート(これが一番大事)はある程度確保していますし、挑戦してやるだけの価値はある事業だと思っています。地域のためにもやらなければいけない仕事なのだとも思います。
それに、やっぱり他人のふんどしだけじゃつまらないですからね。スタッフ全員と家族のバックアップを背に責任重大ですが、蔵元で過ごした造りの修行期間が生かされるかもしれませんし。
山形県工業技術センターってどんなとこ?
昨日は、どぶろく研修の説明会で、山形県工業技術センターに行ってきました。出品酒の一般公開のときは何度か入りましたが、研究室には初めて入りました。ここでいろんな酵母や麹などバイオの研究や醸造を行っているのかと思うとわくわくします。
もちろん技術センターはこのような食品等だけでなく、金属加工やさまざまな分野の研究を行っています。
お酒関係の施設に入ったのは初めてです。見たことないくらい小さいサイズの方冷機があったり、面白い甑があったりと興味津々。
ちゃんと小さいですが麹室もあるんですねー。(@_@)
放冷機と左に見えるのは釜です。
逆光でみづらいですが、竪型精米機もあります。
ここが麹室(こうじむろ)です。
看板移動
基礎も出来上がって、今日は看板をクレーンでつり上げて移動です。
看板を鉄骨ごと持ち上げてクレーンで移動。
位置決めしたあと、職人さんがきっちり溶接してくれました。
久しぶりの山形工業技術センター
どぶろく造りには、さまざまな難関を乗り越えていかなければならないようです。
社長が酒田市に問い合わせたところ、山形県工業技術センターでどぶろく造りの講習を受ける必要があるとのこと。今日はその説明会でした。
工業技術センターというと、山形県の酒造りの総本山とも呼べるところで、ここには泣く子も笑う...じゃなかった泣く子もだまる、小関先生もいらっしゃるのでした。
今の山形県の吟醸酒を牽引してきた中心部です。
講習を希望されている方が、結構居て、総勢で10名くらいでしょうか。みなさん結構緊張されています。
ご挨拶させて頂くと、みなさん宿泊や飲食業の方々が多く、施設内で料理などと一緒にどぶろくを出すことを考えておられるようです。
厨房等の施設も当然既にありますから、そういう点では現実的ですよね。既にどぶろく醸造をしているところもそういうところばかりのようです。
一酒屋(小売店)が何もない、ゼロの状態から始めるというのは過去に例が無いようです。(^^;;)
私は技術センタ−は吟醸酒の一般公開等で訪れていたので久しぶりでした。
20日間の出席義務があり、最後にはレポート提出もあります。これをクリアして初めて卒業となるようです。
それにしても山形まで通うのは結構たいへんです。いっそウィークリーマンションでも借りて...とも思ったのですが、さくらんぼやだだちゃ豆の発送があるのでそうも行きません。(T^T)
経費節減で高速道路を使わず通うことにします。
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■ どぶろくは儲からない?
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正直なところ、
小関先生からも
「どぶろくは儲かりません」(きっぱり)
と言われました。(^^;)
どぶろくは各地で特区扱いになって、始めるところが増えているようですが、一時期どんどんメーカーが増えて、あっという間に衰退したところがほとんどの地ビールと同じと考えて欲しいとのことでした。
始めるのは誰でも出来るが、続けていくのは相当たいへんなようです。
「それも覚悟でやるなら作り方教えます」
小関先生とは何度も面識があって一緒にお酒も飲みましたが、相変わらずの小関節健在でした。(^^;)
まぁ、冗談ではなく本当のことだと思いますが。
もちろん商売ですので、利益が出なければいけないのですが、夢がある仕事も一つやってみたいです。チャレンジする価値があると思います。
とうことで、技術センターの門をくぐるか!? 否か?
駐車場工事その2
今日は看板設置部分のコンクリート基礎の工事でした。
駐車場工事その1
とりあえず駐車場ということで、基礎も全て取り除かれて整地作業が進んでいます。
手前の穴は、奥で照明がついている立て看板をこの位置に移動するためのものです。
PORSCHE 911 Carrera Type930 (1976,1986, 1988)
今日は、群馬と新潟のポルシェ乗りのお客様がご来店。
そのまま3台で岩手の師匠のところにお泊まりでツーリングと相成りました。
76カレラ3.0は貴重ですね。
隣の解体
当店の北隣の家が取り壊しになりました。
ちょうど売りに出た物件。
お金も余裕がないので、一度は断ったのですが、隣の土地はそうそう空くものでもないので購入することにしました。
この時点では、単に店舗改装で店や事務所を広げることや駐車場くらいの利用しか考えていませんでした
どぶろぐ造りスタート!
山形の地酒専門店 木川屋商店の高橋 修一です。
木川屋のどぶろく造りのブログ、どブログへようこそ!!
国から酒販店免許を交付されている酒販店たるもの、どぶろく(密造酒造り)とは何事か! ...というわけではなくて(^^;)、当店のある酒田市が「どぶろく特区」に認定されました。
2006年 4月20日の地方紙の記事の抜粋です。
――――― 抜粋ここから
【「酒田どぶろく特区」認定 遊佐町と県・鶴岡市 2地域再生計画も】
国が地域限定で規制緩和する構造改革特別区域(特区)と、地域の特性を活
かした振興策を国が支援する地域再生計画の認定書授与式が18日、首相官邸
で行われた。
酒田市の「酒田どぶろく特区」、県と鶴岡市による「日本海の豊かな資源を
生かしたまちづくり計画」、遊佐町の「遊水の郷『くらしの水』再生計画」
の3市町に認定書が交付された。
「酒田どぶろく特区」は市全域が対象エリア。農家民宿や農家レストランな
どを営む農業者が、自ら製造した米などの原料で濁酒(どぶろく)を作るこ
とを可能にする。
濁酒を特産品に育て、交流人口の増加や飲食関連業者の活性化、酒米作付け
による農地の保全、農家民宿による農業経営の多角化など、観光と農業の振
興を図っていく。
――――― 抜粋ここまで
面白いですね。(^^)
どぶろくとはいえ、自分たちでお酒を造ることが認められたのです。正確にはどぶろく(濁酒)を造ることは認められていましたが、年間6KL(キロリットル)以上、つまり(一升瓶で3333本以上)の生産を義務づけています。
これでは事実上、清酒メーカーのような大規模の設備そして販売力があるところ以外に造ることができません。
どぶろく特区はこの量の規制を緩和しています。きちんとした手続きをふめば、正々堂々とどぶろくを造ることができるのです。
ただし、その手続きも農地法や酒税、醸造技術研修、実際の施設の建築、資材、設備の手配、そして販路の獲得と多岐にわたり、かなりたいへんな仕事になりそうです。
当店は20年以上山形県の地酒を専門的に扱ってきましたが、自分たちで地酒を造ることができるという夢をおいかけて(^^;) スタッフ全員で協議した結果、リスクを承知の上で
『どぶろく造り』
を全くのゼロからスタートさせることになりました。
山形の地酒専門店として、お客様に楽しんでいただけるサービスを、そして、地酒の幅を広げ、酒文化の創造のために、是非とも取り組みたいと思います。
既存のどぶろくは、特区認定になっている地域の農家レストランやホテル経営などが行っているところはありますが、当店のような一酒販店、一小売店が独自にどぶろくを造っている例は過去にないようです。
どぶろくは、今まで販売してきた既存のお酒のシェアの一部をとることを目的としていません。
あくまでお酒の幅を広げる文化活動を第一の目的とし、郷土の味として従来の清酒と相乗効果で山形県産酒をもっと普及できる足がかりにと考えています。
山形県は自他ともに認める「吟醸県」ですが、フルーティで香りのある奇麗で澄んだお酒だけでなく、こういうのもあったほうが、より吟醸も引き立つ
のではないでしょうか?
設備も全くないので、資金的にも実現できるかまだ不透明ですが、初孫・上喜元・麓井・東北泉を始め、各蔵元からも情報や資材などご協力いただけそ
うです。本当にありがたいです。なんとか実現したいと思っています。
――――――――――――――――――――
■ どぶろぐ(Do! Blog)というブログ
――――――――――――――――――――
本来であれば、きちん醸造ができて商品が生産できる目処がたったところで、メールマガジン等でお知らせするべきなのかもしれませんが、実現可能かどうかわからない状態から、壁にあたってそれを乗り越えるところを含めて、経過を常にお知らせしていこうと思います。
(乗り越えられなかったりする可能性もありますが ^^;;)
なので、本当に実現できるかどうかはやってみないとわかりません。(^^;;)
問題の最大はやはり資金と安定した販売ですが、それには安定した酒質を確保できるか、そしてそれをきちんとお客様に供給できるかなど問題は山積みです。
とりあえず目的を簡単にまとめてみました。
1・山形の地酒の活性化
2・地酒の味わいの幅の拡充
3・庄内米を活用することによる農地活性化
4・豊かな地酒文化の創造
5・飲み手も参加できる酒造り
このブログを読んでいただけているの皆様も興味があるのは5番でしょうか?
もしうまくいけば、体験醸造なんてできるかもしれません。そうしたら、皆さんだけの本当のオリジナルのお酒ができるのです! (^^)
仕込みには約4日ほどかかりますが、この間の作業を体験されて、もろみになってからの経過をその都度、画像を添付したメールでお知らせしたりする
と楽しくないですか?
だんだんお酒が出来上がっていく様子が見れますよ。(^^)
もろみの現状をお客様に報告して、行える操作(温度の調整など)をお客様にお知らせして選択してもらう、そうやってお客様オリジナルのどぶろくが
造れたら面白いのではないでしょうか?
そう! 気分は杜氏(とうじ)です! (^^;;;)
どぶろくは、飲んで味わうのも楽しいですが、もう一つの大きい楽しみはやっぱり自分で造ることでないかなと思っています。
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■ 最後に
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今まで当店が先駆けて行ってきた熟成酒やさくらんぼ・だだちゃ豆などの特産品の地方発送。名入れサービス・オリジナル地酒の開発など、さまざまなサービスが他店でも同様に展開するケースが数多くありました。
ときにはページデザインや画像や文章がそのまま使われてしまうこともありました。これには抗議させて頂きましたが、それでも真似をされるというの
は、それだけ魅力がある証拠なのではないかなと、手前味噌ではありますが、当店では前向きにそう考えています。
他店の真似ではなく、他店がやっていない新しいこと、今までに例がないこと、私達がやってみたい新しいテーマに、これから挑戦していきたいと思い
ます。
今年から新しく挑戦するテーマは、この「どぶろく造り」です。
実現に向けて精一杯努力していきますので、皆様どうかよろしくお願いいたします。(^^)
東北泉 蔵見学勉強会
この日は東北泉に蔵見学に行ってきました。
以前も一度、私と妻と二人で出かけましたが、今回は若手スタッフの工藤の勉強も兼ねて行って参りました。
まずは釜場です。
東北泉の蒸しは和釜(甑・こしき)を使って行います。
この日は蒸しが終わった後だったので、清掃作業中でした。
女性の方も蔵人にはいらっしゃいます。
丁寧に隅々まで清掃します。
ここは酒母室です。
水色のジャンパーを羽織っている女性が東北泉の高橋社長です。
これは鑑評会出品用のお酒が入る斗瓶です。
このときはまだ水が入っていました。
こちらは麹室(こうじむろ)の内部です。
清掃が行き届いてる室です。
神(じん)杜氏の酒造りの心臓部ともいえる場所です。
製造の規模からいうとやや余裕がある広さです。
中心に床(とこ)があり、壁川に棚がある造りは上喜元も同じです。
こちらは仕込部屋です。
醪(もろみ)がゆっくり醗酵してお酒が出来上がっていきます。
タンクの周りに木が多用されていて、たいへん良い雰囲気の仕込部屋です。
仕込担当の方も案内して下さいました。
高橋社長の「飲んでみますか?」の一声で醪を頂くことになりました。
これは山田錦を使った大吟醸でした。
東北泉は鑑評会の金賞常連蔵で、ここ10年間では5年連続金賞受賞の記録を持っています。
これは山形県内では二位成績で、全国でも八位になります。
すごいです。
佐瀬式の押槽(おしぶね)も現役です。
黄色服を着られている方が、神杜氏です。
造りの合間の忙しい時間を割いて説明に来てくださいました。
ありがとうございました。
東北泉に入られて、10年ちょっと、前杜氏の移籍に伴い杜氏に抜擢されました。
若い方ですが、たいへん謙虚で、酒造りに対して真摯に取り組まれる方です。
また良い意味で、酒造りにポリシーをもたれておりまる。
今後がたいへん期待できます。
最後にみんなで記念撮影。
美味しいお酒、がんばって売りますよ! > 社長・杜氏
お忙しい中、本当にありがとうございました。_(__)_