樽の秘めたる力
高畠ワイナリーでは厳しい独自基準をもうけ、契約栽培家と共に妥協のないブドウの栽培を行っております。
年々、技術も向上し、良質のぶどうがとれるようになってきました。
そこで、2013ヴィンテージから良いぶどうだけを小ロットで集め、
質の高いワインを製造するというプロジェクトがスタートしました。
そのプロジェクトが『majestigue~マジェスティック~』。
そこで生まれたのが「赤おに」こと、ローグルルージュという赤ワインです。
高畠ワイナリーでは、樽にもこだわりワイン造りを行っております。
樽の香りや味わいにも深みとを出すために、複数社の樽を選別し、使用しております。
例えば、ナダリエ社の樽からは、バニラのような甘いトースト香が、
フランソワフレール社の樽からは、キャラメルのような香ばしい香りが、
デントス社の樽からは、コーヒーやビターチョコのようなスパイシーな香りや味が付加されます。
そうした特性をブレンドすることにより、複雑性をもたらし、味わいに幅を持たせます。
このローグルルージュというワインは、新樽率を53%と高めにしています。
優しいワイン造りと、しっかりとした樽香が融合し、飲みごたえのあるワインに仕上がりました。
ローグルルージュは露地栽培のカベルネ・ソーヴィニヨンをベースに、小粒で熟度の高いぶどうだけを集めて小仕込みし、
フレンチオークの小樽で熟成させ、カベルネ・ソーヴィニヨン主体で凝縮感が高く骨格があり、
しっかりした深みのあるワインに仕上げました。
新樽由来の甘いトースト香、カベルネ・ソーヴィニヨンらしいしっかりとした骨格と、力強いタンニンを感じることが出来ます。
重厚な味わいを追い求め、特別に醸した『希少ワイン』。
ぶどうの成分を極限まで抽出し、フレンチオークの新樽で長期熟成した、黒い果実が織りなす豪快なタンニンをお楽しみください。
契約栽培農家新江洋一 氏の小粒で熟度の高いカベルネソーヴィニヨンをベースロットに、
メルローとプティヴェルドも高熟度のものを小仕込みし、フレンチオークの小樽で熟成させました。
2018年10月の好天に恵まれ、晩熟のカベルネソーヴィニヨンには最良の年となりました。
熟したプラムの特徴があり、明るく華やかな香りに新樽由来のトースト香が融合しています。
しっかりとした骨格と力強いタンニンを感じることができるワインです。
数々の賞に輝いたワイン
IWSC International Wine & Spirit Competition 2022 Bronze受賞(2018ビンテージ)
International Semantic Web Conference 2021 GOLD受賞(2017ビンテージ)
Decanter world Wine Awards 2021 GOLD受賞(2017ビンテージ)
IWSC(インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション)2022において
"2018高畠マジェスティック ローグル・ルージュ 赤おに"がBronze賞を受賞しました。
ISWC2021、DWWA2021に続き、世界的なワインコンクールにおいて3つ目の受賞となりました。
生産数量が少ないため、完売の際はご了承のほどお願い申し上げます。
タイプ |
赤ワイン |
ヴィンテージ |
2019年 |
産地 |
山形県高畠町 |
原料品種 |
高畠町産カベルネ・ソーヴィニヨン76.5%
高畠町産メルロー19.2%
高畠町産プティ・ヴェルド 4.3% |
ボディ |
フルボディ |
樽熟成 |
有り |
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